かつての特急短絡線、北越急行ほくほく線に乗る ~その2~
かつての特急短絡線、北越急行ほくほく線に乗る その1からのつづき
くびき駅から普通列車でまつだい駅にやってきました。
まつだい駅は列車交換が可能なので・・・
改札を出たらお土産を売る店や、バスのロータリー、タクシーや旅館の送迎バスなどで賑わってます。
まつだい駅の駅舎は、土産物店などが入ったふるさと会館に埋もれてしまっているような。
まつだい駅の券売機は食券タイプではなかったせいなのか、きっぷに発売時刻は印字されず。
まつだい駅にもありました、鶴ちゃんが書いたヘタ文字。
子どもへの教育上、こういうヘタ文字を「味」と言ってはいけないと思う。
こちら側にも駅への出入口がありますが、券売機などはありません。
駅を出たところに何やら草間彌生っぽい水玉のオブジェがあるなぁと思ったら、ホントに草間彌生作の花のオブジェだった。
ここでは3年ごとに芸術祭が開催されるらしい。
その奥にある芸術的なデザインの建物は、まつだい雪国農耕文化村センター農舞台。
よくある日本三大○○って、ビッグ2がメジャー級に有名で誰もが認めるレベルで、その3番目って言うたもん勝ちのような気がする。
あ、松之山温泉がそうじゃないとは言うてませんので。
ホームにある直江津方面のりばで列車が来るのを待っていたんですが・・・
ふと、ホームから信号を見ると、反対側のホームの信号が青になってるやん!
まさか通過列車がある訳でもないだろうし、慌てて向こうのホームへ行くと、ちょうど直江津行きの列車がやって来ました。
都会暮らしで何の疑いもなく降りたホームと反対側のホームで待ってましたが、単線の路線では発着ホームもチェックしておかないと、危うく乗りそびれるところだった。
この信号、かつては青が2つ点灯して高速進行を示していたことも。
直江津行きの列車はHK100形のトップナンバー、HK100-1だった。
虫川大杉駅は、決して「むしがおおすぎ」な駅ではなく、虫川地区にある大杉にちなんで名付けられたそう。
乗って来た列車が発車して行くのをお見送り。
くびき駅に戻ってきましたが、隣の大池いこいの森駅へ行ってみます。
と言っても、次の列車まで1時間待たなくてはならないので、車で向かう。
ここは無人駅で券売機もなく、乗車駅証明書発行機しかありませんでしたが、くびきからのきっぷを買ってるのでホームに入らせていただきます。
大池いこいの森駅は大きなRのカーブの途中にあり、線路のカントが美しい。
ホームから見えるのは山と田んぼと鉄塔だけで、民家は全く見えません。
人を全く見かけない駅だと思ったら、ハイキング帰りと思しきおばさん二人組がやって来た。
たぶん列車に乗って行ったかと。
やっぱりほくほく線は、田んぼの中をまっすぐ突き抜ける様子が似合いますな。
いい感じで鉄分も補給できたし、そろそろ大阪への帰路へ着きます。