三陸鉄道リアス線大槌駅へ行く
岩手県大槌町へ東日本大震災の現場を見に来ましたが、大槌高校、大槌町役場の次に、三陸鉄道リアス線大槌駅へ行ってみます。
大槌駅は元々JR東日本山田線の駅でしたが、震災の津波で駅舎と線路が流失。その後、JR東日本が主体となり路線を復旧し山田線宮古~釜石間はそっくり三陸鉄道に移譲され、大槌駅も三陸鉄道の駅になりました。
復旧に際し大槌駅は新築されましたが、駅舎のデザインは大槌湾内にあるひょうたん型をした蓬莱島がモデルとなり、駅舎2階の屋根がひょうたん型になってます。
特徴的なデザインの駅には、サザエさんのオープニングでサザエさん自身も訪れているという。
大槌駅の無料駐車場に車を止めると、ちょうど釜石行きの列車が到着。
岩手県だけに、イシツブテ&いわタイプのポケモンがラッピングされた36-700形。
どうも降車客の運賃精算にちょっと時間が掛かったようでしたが、列車は軽快にディーゼルエンジンを唸らせながら大槌駅を発車。
駅舎からホームへ向かう通路にある案内は、JR東日本の面影も残る。
駅舎のモデルとなった蓬莱島は、「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなったと言われているらしく、駅前にはひょうたん島の大統領ドン・ガバチョ像が。
でも、この像で「おお!」ってなる人って、もうかなり少ないんじゃないかと。
きっぷの券売機は飲食店の食券販売機みたな感じですが、最近はこのタイプが多いですね。
名前が面白い吉里吉里(きりきり)駅までのきっぷ。
なんか縁起も良さそうだし。
ずっと行きたかった大槌町に来てみると、空き地があったり工事が続けられていたり、まだまだ復興も道半ばというのがよくわかりました。