青春18きっぷで鈍行旅行 鳥取編 ~その4~ 若桜鉄道に乗る(2)

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青春18きっぷで鈍行旅行 鳥取編 その3からのつづき

鳥取駅から若桜鉄道の終着駅、若桜駅へやってきました。


国鉄風の駅名票がいい!

SUZUKIのバイク、隼のラッピングをまとったWT3301に乗り若桜駅で列車を降りると、車掌が正面の貫通扉を開いて幌を出す。

どうやら連結の準備をしている様子。

線路の先に目をやると、引き込み線から別の車両が出てきた。

若桜鉄道開業時から活躍してるWT3001「さくら1号」。

乗降扉が折り戸式なところに味を感じる。

昭和62年製造の車体は、ところどころに錆が浮いてたりして、車齢を感じる。

車両の間に入り込んだまま連結してましたが、危なくないのかな?

と思いつつ、やっぱり連結作業は見ていて楽しい。

ホームの向こう側には、WT3003「さくら3号」も。

ホームの先には、DD16ディーゼル機関車、C12蒸気機関車と転車台がある。

3軸+2軸で運転台が真ん中にないディーゼル機関車といえばDE10が有名ですが、重量制限のあるローカル線向けにDD16も活躍してました。

C12とDD16の組み合わせも、路線に見合ったチョイスで素敵。

自由に見学もできるのですが、大人300円で入構券を買わなければなりません。

ホントはじっくり見たかったのですが、折り返しの列車に乗らなければならないのでまたの機会にゆっくり見に来よう。

駅舎は国の文化財に指定されてるんだとか。

待合室を見ると、なんとタブレット閉塞機が触れる状態で展示してありました!

博物館でも展示はしてますが、触れる状態なのは珍しい。

そうこうしてるうちに列車の発車時刻となり、15:16 若桜駅を出発。

帰りは2両に増結しなくてもガラガラで、乗客は私を入れて5人。

増結した方のさくら1号に座ろうとしたけど、シートは転換できないボックスシートで、さらに連結したばかりだからか車内はまだ暑かったので、乗ってきた宝くじ号へ座る。

WT3301宝くじ号の車内を見渡すとWi-Fiのアンテナがあり、試験運用中なんだとか。

IDとパスワードを入れて接続してみる。

iPhoneでスピードテストをしてみたら、それほどストレスなくネットが出来る様子。

WT3301はイベント列車として使われることもあり、網棚にスピーカーが設置されていてカラオケもできるんだとか。

車内改札をしている車掌に声をかけ、車内券を発行してもらった。

パンチ式の乗車券は今ではすごく珍しい。

15:46 郡家駅に到着。

ここで 『ばりの②』の因美線に乗り換えますが、すでに列車が来てた。

前から乗ってみたかった若桜鉄道ですが、国鉄時代の機関車、客車、貨車が静態保存されてる駅も多く、機関車の体験運転もやっていて、ほんのり鉄道博物館になってたり。

また改めて、じっくり見に来こよう。

その5へつづく