久宝寺からおおさか東線で大阪へ
去年の夏頃になりますが、JR関西本線(大和路線)の久宝寺駅から大阪へ行く機会があり、せっかくなので2019年に全線開業したもののまだ乗ってなかった『おおさか東線』に乗ることに。
おおさか東線は主に大阪市の東側を南北に通る路線で、以前は「城東貨物線」として貨物列車が走っていましたが、単線、非電化だった線路を複線電化、駅も設置され、旅客列車が走るおおさか東線として開業しました。
久宝寺駅では、大阪方面へは大和路線でしか案内されてませんが、おおさか東線でも大阪へ行ける。
ホームの行先案内板には、大和路線では「西九条・大阪方面」、おおさか東線では「東線経由 新大阪・大阪」と表示。
「東線経由」の文字が小さくLEDのドットも粗めなので、解読できるギリギリのところ。
ホームで待っていると、大和路線 普通JR難波行きの201系が到着。
大和路線の201系も運用から外れることが予定されており、国鉄の雰囲気を感じるなら今のうち。
大和路快速発車後、おおさか東線の普通大阪行き 221系が入線。
おおさか東線経由 大阪行きの行先表示。
スマホでLEDを撮るとうまく撮れませんな。
久宝寺駅を発つと、関西本線から分かれておおさか東線の高架へ。
JR長瀬駅の駅名標を見ると、JRは「じぇいあーる」とひらがなで書いてあり、なんかかわいい。
高井田中央駅を経て、学研都市線と合流する放出駅へ。
大阪の難読地名の代表格、放出(はなてん)駅。
もはや難読地名に出すぎて、読めるようになってきているのではないかと。
はなてんといえば中古車センターを連想する大阪人も多い。
放出駅で学研都市線と接続して発車すると、鴫野駅で学研都市線と分かれ北上。
城北公園通駅から神崎川を渡り、東海道本線と合流したら新大阪駅へ。
神崎川を渡ると大きく西へカーブし南吹田駅へ。
駅周辺人口は多くないけど、経路上にあるので設けられたような。
久宝寺駅を発って34分で新大阪駅へ。
おおさか東線はここまでですが、せっかくなので大阪駅まで行ってみます。
梅田貨物線側へ分岐すると、高速バスの車庫があった場所が更地になってる。
新設された大阪駅地下ホームに到着。
久宝寺駅から41分掛かりましたが、大和路快速なら24分で着く。
ここで、大阪環状線への乗り入れ列車が発着する21番線ホームへ行ってみる。
この大阪駅21番線ホームには、フルスクリーン型ホームドアが設置されていますが、いろんなドア数の車両に対応するため、ドア部だけでなくスクリーン全体が動く世界初のシステム。
ちょうど、くろしお19号白浜行きが到着。
これならどんな車両が来ても大丈夫そうですが、費用はすごく高そう。
新しいホームだけに、トイレも個室がどれだけ空いてるか大きく表示されてたり。
ただ、個室が満室だったとて、他に行くかどうかは・・・?
貨物線を転用したおおさか東線ですが、都心から放射状に伸びる路線をつないでいるので、意外と使い勝手はいいのかも。