紀伊勝浦から「パンダくろしお」で新大阪へ
紀伊勝浦駅からJRで大阪へ帰ります。
最近は、JR各社ともみどりの窓口を削減しリモート機能を持つ券売機に置き換えてますが、紀伊勝浦駅もしかり。
ただ、この券売機でオペレーターにつないで手続きすると時間が掛かり、なかなか順番が回って来ません。
ネット予約した切符を受け取るのに時間切れになってしまったらどうするん?と思ったら、改札近くに受け取り専用の発券機がありました。
今回はe5489のWEB早特20で予約してたので、定価で乗車券4,510円、特急券3,150円、計7,660円のところ、ネット予約で乗車券が3,600円、特急券が2,520円となり合計6,120円に。
特急券が安くなることはよくあるけど、乗車券が安くなるのはあまりない。
まあ、安くなる分、何かと制限はありますが。
紀伊勝浦13:46発くろしお26号に乗るためにホームへ行くと、ちょうど紀伊勝浦始発新宮行きの普通列車が止まってましたが・・・
13:45にくろしお26号が到着しましたが、やって来たのはパンダ顔の287系「パンダくろしお」。
おっとりした顔つきですが、眼光は鋭く光ってる。
南紀白浜アドベンチャーワールドとのコラボで、側面には動物の写真がラッピングされてたり。
13:46に紀伊勝浦を出ると、紀伊半島の縁を太平洋を見ながら進む。
海岸線に沿って走るので、南海トラフ地震による津波が予想される時のために車両からの脱出方法が書かれたリーフレットが各席にある。
紀勢本線の白浜から新宮間は利用者が少ないせいか携帯の電波状況が悪く、トンネルに入ると圏外になるし、民家のない山の中を走ると外でも電波が入らなくなりますが、初めてiPhoneで衛星マークが出てるのを見た。
圏外でも衛星経由で緊急SOS発信ができるそうですが、肝心の使い方がわからんな。
くろしお26号は新宮から白浜までは6両編成で車内も空いてましたが、白浜からの乗客がとても多く、前に3両増結しても満席に。
もしかして北陸新幹線が敦賀延伸後、関西から北陸へ行くのに乗り換え必須となり不便になったせいで、乗り換えなしで行ける白浜への観光客が増えたとか?
和歌山で少し乗客の入れ替わりはありましたが、紀州路快速より速く快適に移動したいと思しき乗客が乗って来て、ほぼ満席のまま日根野に停車。
日根野で関空へ行く乗客を少し降ろしたら、天王寺で半分ぐらいの乗客が降りる。
紀伊勝浦から4時間2分、17:51に新大阪に到着し、方向幕は回送に。
新宮や紀伊勝浦から帰ってくると、改めて紀伊半島の先っぽは遠いわ。