北陸新幹線延伸開業で第三セクター化される北陸本線の旅 ~その1~ 大阪駅から敦賀駅へ
いよいよ来年3月16日、北陸新幹線の金沢~敦賀間が延伸開業することに。
北陸新幹線が開業すると、並行在来線部分の北陸本線はJRから地元の第三セクターに譲渡され、敦賀駅から大聖寺駅まではハピラインふくいに、大聖寺駅から金沢駅まではIRいしかわ鉄道の路線になってしまいます。
(出典:https://www.chunichi.co.jp/article/655548)
かつて”日本の背骨”と言われた北陸本線が米原−敦賀間に短縮され、もう本線とは言えないような状態になり、関西と北陸を結ぶ特急サンダーバードや、名古屋と北陸を結ぶ特急しらさぎも敦賀止まりとなるので、雪が降る前に北陸本線の廃止になるエリアを惜別乗り鉄することに。
改めて、来春に開業する北陸新幹線はこの区間。
(出典:https://www.hokkoku.co.jp/articles/tym/1167702)
大阪駅からは、6:30発 特急サンダーバード1号のeチケットレス特急券を買う。
側面には速く飛ぶ鳥っぽいシンボルマーク。
雷鳥ではないらしい。
6:30、個人的に日本で一番カッコいい名前ではないかと思う特急「サンダーバード1号」(操縦はスコットトレーシー)は大阪駅を発車。
この日は風で湖西線が遅れることもなく、いたって順調。
7:57、敦賀駅に到着。
北陸新幹線延伸開業後の北陸本線は敦賀駅までに短縮され、特急サンダーバードもしらさぎも敦賀駅が終点に。
敦賀駅から先は第三セクターのハピラインふくいの路線になる。
サンダーバードを下りて、金沢へ向かう列車をお見送り。
敦賀から福井方面へ向かうサンダーバードが見られるのも来春まで。
ホームにある福井・金沢方面の時刻表を見ると赤い文字の特急の方が多く、北陸本線が特急街道なことがよくわかる。
ただこれも来春まで。
ホームには特急列車の乗車口を示すプレートがありますが、これも来春まで。
ベンチに座ってる恐竜博士は、来春以降も座ってるんでしょうか?
新幹線ホームは、在来線ホームから少し離れたずいぶん高いところにあり・・・
新幹線ホームとの連絡通路が。
この距離で動く歩道いる?と思いつつ、奥のエスカレーターを上がった先もまだ遠いんですかね?
改札口側には真新しいエスカレーターと、階段には北陸新幹線が描かれている。
駅舎はまだ一部改修中ですが、駅前ロータリーも新しくなり・・・
駅に通じる道路も絶賛整備中。
駅周辺にはホテルがたくさん出来てるし。
敦賀駅のみどりの窓口で「西日本懐鉄(なつてつ)入場券」という記念入場券が売ってたので、買っておくことに。
表面は淀川を渡るボンネット型489系雷鳥。
さて、北陸新幹線延伸開業後、敦賀駅はJR西日本とハピラインふくいとの境界駅になりますが、ハピラインふくいの反対側の境界駅、大聖寺駅へ向かいます。