東京→大阪 北陸新幹線の旅 ~その2~ 福井から新幹線を使わずに大阪へ
東京から大阪への帰路に北陸新幹線で福井駅まで来て、ハピラインふくいで大聖寺駅へ寄り道したあと、再び大阪への帰路に。
さて今回、北陸新幹線を敦賀ではなく福井で降りたのは、新幹線延伸で関西~北陸間の移動は敦賀で乗り換え必須となってしまい、関西では「福井なら少々時間が掛かっても出費が増える新幹線じゃなくても良くね?」という考えも多いので、それを実際に確かめてみようと思った次第。
という訳で、福井駅からは新幹線に乗らずに、ハピラインふくいの普通列車で敦賀駅まで行ってみることに。
ホームの乗車口にはすでに長い行列ができており、この時点で混雑の予感。
写真を撮って列車に乗りこむとすでに転換クロスシートの2人席は埋まっており、なんとか4人ボックス席に座れましたが福井駅を発車する頃には扉付近はかなり混雑。
福井駅を発車すると新幹線と並走しますが、新幹線の線路と離れると次に会うのは敦賀駅。
福井駅を発ち、越前花堂、大土呂、北鯖江、鯖江と進むにつれ乗客は減っていくのかと思いきや、下校の学生さんがどんどん増えてくる。
ドア付近だけでなく中の方まで立ち客で埋まってくる様子は、まるで大阪駅を発車する新快速レベル。
武生駅に到着する頃には、2両編成では戦闘力が足りないほどに。
武生駅では下車客も多いけど、同じ分だけ乗ってくる客も多い。
その後少しずつ減っていくも、結局、敦賀まで立ち客がなくなることはなかった。
再び新幹線の線路が近づき、引き上げ線の683系が見えてくると・・・
折り返し、17:40発芦原温泉行きに。
17:30に到着するサンダーバードからの乗り換え客を狙っているのか、敦賀で40分以上発車待ち。
17:47着の新快速は狙わないんですね。
さて、敦賀まで戦闘力が不足していて座って来たのに意外と疲れたハピラインふくいから、サンダーバードに乗り換えます。
去年の秋に来た時は、まだ封鎖されてました。
のりかえ口のフロアを右手にトイレを見ながら進むと、すぐに特急のりばへのホームへ行けるんですが、ここで思い出したことが!
ハピラインふくいをモバイルSuicaで入ったらあかんや~ん!
と、この時は思ったものの、後からよくよく考えてみると、福井からICで乗っても大阪駅までの東海道線と湖西線はICOCAエリアなのでこのままサンダーバードに乗っても良かったんですね。
ただ、この時は福井と大阪は別エリアだと勘違いしてたので、ここで改札を出てモバイルSuicaの出場処理をしておかなくては! と思った次第。
ちょうど新幹線からの乗り換え客がドバーっと流れてきており、この流れに逆らって東口へ。
今回、サンダーバードのグリーン券はe5489のポイントアップ1000Pで買ったので、WESTERポイント1000ポイントを使って1,750円に。
17:14発、サンダーバード34号。
新快速の発車案内もありますが、今回は特急で。
エスカレーターを下ると、サンダーバードとしらさぎでホームが分かれてる。
しらさぎは6両編成の681系が使われてます。
すぐに発車して行きました。
外からサンダーバードの車内を見た感じでは、結構混んでいるようで。
17:14、敦賀駅を発車。
サンダーバード34号は敦賀を出ると京都までノンストップで、新大阪、終点大阪へ。
新大阪駅を出るとすぐに大阪駅到着のアナウンスが始まりますが、終点だからなのか、アナウンスの最初だけでなく最後にも北陸ロマンが流れ、2回聴けるという。
帰宅ラッシュど真ん中の大阪駅は混雑しており、さっさと引き上げなければなりません。
大阪駅に来たついでに、11番線の北陸方面への特急のりばへ行ってみる。
白抜きの「特急サンダーバード」の下に、北陸新幹線が追加されてます。
ホームの発車案内にも北陸新幹線が加わり、若干レイアウトが変わったようで。
ここ数年、ダイヤ改正の度にJR西日本の特急列車から自由席がなくなり全車指定席化してますな。
さてさて、「福井なら少々時間が掛かっても出費が増える新幹線じゃなくても良くね?」というのを実際に確かめてみた訳ですが、やはり基本的には新幹線の方がいいな。
たまの気分転換にハピラインふくいに乗るかもしれませんが、いす取り合戦に負けて2両編成の激混み列車で立つのもしんどいし。