青春18きっぷで鈍行旅行 ~その4~ 柘植駅から新大阪駅へ
亀山駅から関西本線で柘植駅までやって来ました。
柘植駅からは本日最後のミッション、国鉄時代の名車113系に乗るため草津線へ。
最近は223系や225系に押し出されるように221系が地方路線で使われるようになりましたが、幸い、目当ての113系がやって来た。
ただ残念なのは、「地域色」と称してコストダウンのモノカラーに塗りつぶされてしまったこと。
京都地区は抹茶色に塗られ、顔色が悪くなる。
シュレックじゃねーよ!
とはいうものの、これからどんどん数を減らしていく113系に乗る機会は少なくなってくるので、仕方ないか。
延命工事を受け、改番されたクハ111-7700番台。
ホームが低いので床下機器もよく見える。
改番されたので車番プレートはステッカーに。
非常燈のボックスはガムテープで目隠しされている。
ただ、紙のガムテープで覆ってるので、月日が経つと隠してた文字が透けて見えてきているという。
車内はアコモ改造で化粧板が緑系ではなくなりましたが、乗務員室は原色のまま。
アナログメーターが並びディスプレイのない運転台と、主幹制御器のハンドルが懐かしい。
子どもの頃、よくかき氷器をマスコンに見立てて遊んでたっけ。
当時の私のマスコンはこれ↓
象印のハイアイス。
まさかネットで画像が拾えるとは思わなかった。
ちなみに、ブレーキハンドルは母親のヘアブラシでした(笑)
それはさておき、運転台の天井付近のスイッチ類も、今ではほとんど見ません。
このスイッチ、ONにした時のグニョっという感触がいいんですよね。
最後尾の車両には、関西本線からの乗り換え客はほとんどおらずガラガラ。
米の産地だけあって、車窓は田んぼがいっぱい。
抵抗制御のモーターと冷却用送風機の音、独特のコンプレッサー音、鋼製車体とボルスタ台車の重厚な走行音は、今や癒し系。
この列車、朝夕に何本かある京都行きなので、草津からそのまま東海道線に入り、山科まで乗る。
ここで、18:01発の普通(高槻から快速)網干行きに乗り換え。
ほどなくして223系が到着。
新快速だと座れないかもしれないので、ここは確実に着席するために快速に乗る。
この夏、3年ぶりに青春18きっぷを買って、久しぶりに鈍行旅行を満喫。
やっぱり楽しいですね♪