青春18きっぷで鈍行旅行 鳥取編 ~その6~ 智頭駅から智頭急行で佐用駅へ
JR因美線で智頭駅までやってきました。
智頭駅からは、智頭急行に乗り換え。
JR因美線の1番のりばの先が智頭急行のりば。
JRのホームから智頭急行智頭駅へ入れるようになっており、中に有人窓口がある。
佐用駅まで行くので運賃は930円ですが、せっかくなので記念に智頭線1日フリーきっぷを窓口で買うことに。
平成6年に智頭急行が開業した時に製造された、HOT3500形のトップナンバー。
この車両は『風鈴列車』として、全国の風鈴が車内につり下げられています。
毎年恒例でやってるそうですが、猛暑の中、風鈴の音色を聴いてもちっとも涼しくない!(当社比)
キツイ西日が入らない進行方向左側のボックス席に座り、16:32 智頭駅を発車。
智頭駅の隣の恋山形駅は、”恋がかなう駅”としてかなり推しており、駅名標もハート形。
全国に4つしかない駅名に「恋」が付く駅が連携して「恋駅プロジェクト」を立ち上げてイベントを開催しており、その一環として、恋山形駅が一面ピンク色になったんだとか。
あまりにピンクすぎて、思わず林家ペーパー駅かと間違えてしまいそう。
夜、一人で列車が来るのを待っていると、恋人の駅で一人でいることをあざ笑うかのように、林家パー子の
ヒャーッハッハッハ!
と甲高い笑い声が聞こえてきて、フラッシュをたかれ盗撮されるとかされないとか・・・
恋山形駅は無人駅で利用客も少なく、周囲より少し高い位置にあり集落からも離れていて周りからホームが見えにくいので、ある意味、恋人向けかもね。
智頭急行は、トンネルの中でも携帯の電波がつながってるのにはビックリ。
さすが、山陽側と山陰側を短絡する目的で設立され、大阪や岡山方面から鳥取方面への特急で収益のほとんどを稼ぎ、全国の第三セクターの中でもトップの収益を誇るだけはある。
16:59 大原駅に到着。
ここで上下線の特急列車をやりすごすため、14分ほど停車。
向こう側のホームに、上郡発大原行き747Dが止まってたんですが、宮本武蔵が描かれた美作市のラッピングがされてた。
西日がキツイので、すべての窓のカーテンが閉じられてる。
ここで、鳥取発岡山行きのスーパーいなば8号がやってくる。
西日がキツイので、すべての窓のカーテンが閉じられてる。
行き違いをする京都発鳥取行きのスーパーはくと9号が遅れており、スーパーいなば8号も発車が遅れる。
スーパーはくとは智頭急行のHOT7000形ですが、側面のスモークガラスの効果か、日よけを降ろしている人はあんまりいなかった。
スーパーはくとが発車したら、ようやく普通列車も出発。
特急の遅れのせいで、こちらも3分遅れ。
大原駅に隣接して、第三セクターにしてはかなり大きな車両基地が併設されてます。
車両基地には、私が好きな作業車、マルチプルタイタンパーや・・・
砂利などを積む貨車とモーターカーも見える。
さすが、いい作業車も持ってますな。
大原駅の次は宮本武蔵駅。
以前、クルマで来たことはありましたが(記事)、ようやく智頭急行で来たよ。
17:34、3分遅れで佐用駅に到着。
佐用駅で姫新線に乗り換えますが、佐用発津山行きの列車と・・・
佐用発播磨新宮行きの列車と接続しています。
ただ、すでに播磨新宮行きの発車時刻になってしまってますが、乗り換え客を待ってくれているので、ゆっくり駅名票を撮る間もなく乗り換えます。