余部鉄橋へ行く ~その2~
余部鉄橋空の駅を見た後は、餘部駅から列車に乗って橋を渡ります。
餘部駅のホームは鉄橋の架け替えで移設されましたが、目測で4両分の長さはありそう。
待合室の時刻表を見ると、鉄橋を渡る豊岡方面行きの列車は1日11本、日中は約2時間あくので、時刻を合わせて駅へ行かなくてはなりません。
13:31発 普通城崎温泉行きのキハ47形。
同じ観光客と思しき親子がドアの前で開くのをずっと待ってましたが、ドアは自動では開かないので、ちょっと恐縮しながら私が横からボタンを押してドアを開ける。
渡り終えてトンネルをくぐると、13:34 名前がやたらカッコいい鎧駅に到着。
一日数十人が利用するという駅舎はシンプルですが、待合室もある。
改めて鎧駅のホームを見ると、かつての賑わいがうかがえる長いホーム。
元々は2面2線で交換設備もある駅でしたが、今は棒線化され線路も撤去されている。
ただ、線路が撤去された側のホームへは、今でも地下道を通って渡れます。
交換用の分岐器があったところはS字カーブになってますが、速度制限があるようで。
使われなくなったホームを歩いてたんですが、豊岡方面の信号が青になってたのでトンネルを見ると・・・
トンネルから、キハ189系のはまかぜ4号が飛び出してくる。
それにしてもこのホーム、何かの動物のフンが大量に落ちてた・・・
室内は改装されてますが、車両番号のプレートはオリジナルのままみたい。
車内は団体客でいっぱいでしたが、なんとかロングシートに座る。
13:59、餘部駅に到着。
車内の団体客も餘部駅で降りるようですが、ワンマンなので一番前の扉からしか降りられず、かなーり時間がかかる。
結局、2分遅れで発車していった。
どうやら香住駅から列車に乗り余部鉄橋を渡るバスツアーの団体客のようで、バスが先回りして道の駅あまるべでピックアップするらしい。