アスベスト その3 教育委員会と話をする
学校でアスベストが見つかったことを受け、教育委員会の施設課とPTA役員で話をしました。
はじめはアスベストは何ぞ、ということから、アスベストに対しての市の取り組みについて説明がありますが、はっきり言って私にはどうでもいい話。
次に、PTAから質問をするんですが、まずは私以外の役員から言いたいことを言ってもらうことに。
役員からの質問は、「今までなぜ何の対策も・・・」などと過去の手際の悪さに関することばかりでしたが、今さらそんなことを言っても仕方ありません。
重要なのはこれからどうするかということ。
でも、頭から言いたいことを抑えてしまうとフラストレーションが貯まってしまい、建設的な議論もできないだろうから、あえて言いたいことを吐き出してもらうことにしました。
私がひとつ気になっていたのが、1/13に囲い込みの工事をして、1/14に空気のサンプルを採取、1/31に空気中への飛散は検出限界以下との結果が出たんですが、その検査の間、まだ空気中にアスベストがあるともないともわからない中で、通常通り給食室を使い続けていたこと。
結局、飛散はなかったんですが、ここでもしアスベストが検出されていたらどうしてたんでしょう。
「なぜ使用制限しなかったのか」と言われることは十分想定できるにも関わらず、何の対策もしなかったことについて、役人の危機意識のなさを感じます。
その後、これからの処置について話しがあり、アスベストは今年の夏休みに除去の予定ですが、予算確保の都合上、1年延びるかもしれないとのこと。
もし除去が延びる場合はさらに囲い込み工事をして、二重天井を設置するそうです。
実際に現場も見ましたが、アスベストは堅いコンクリート状で安定していて、見た目には飛散はしないだろうと思います。
一応、こちらからの要望として、
1:全保護者向けへの説明会の開催。
2:希望者全員に健康診断の実施。
を申し入れ、基本的に全て聞いてもらえる様子。
保護者向けのお知らせも、教育委員会から手紙を配ることに。
役人との話なのでかなり身構えて臨んだんですが、フタを開けてみると正直ベースで話してくれ、こちらもまあ満足するような内容でした。
でも、いきなり内容が180度変わってしまうことも大いにあり得るので、実際に除去されるまでは安心できません。