USJに行ってきた ~その1~ ハリーポッターの世界へ
先日、家族でUSJへ行ってきた。
嫁さんと子どもたちはちょくちょく遊びに来てたけど、私は8年ぶり3回目のUSJ。
春休みの時期を外し比較的空いてはいましたが、予想以上に中国人が多くてビックリ。
今回、私がUSJに来た目的は3つ。
1: 新しくできたハリーポッターエリアへ行く。
2: リニューアルしたスパイダーマンに乗る。
3: 後ろ向きのコースター、バックドロップに乗る。
この3つ以外は行かなくてもOK。
これだけ絞れば、混んでいても回れるでしょ。
朝9時ごろにUSJに着くと、9時半開園のはずがすでにハリウッドドリーム・ザ・ライドが動いていて「キャーー!」と叫び声が聞こえる。
どうやら開園時間が早まったらしい。
慌ててゲートをくぐり、入場制限が掛かっているハリーポッターエリアへ入るための入場整理券をもらいに行くも、整理券をもらうのにすでに長蛇の列。
ところが、いざ入場整理券を発券しようとすると直後の9:20から入れるようだったので、券をもらってすぐにハリーポッターへ向かう。
エリア入口で整理券を渡して入ると、木々が生い茂る通路の途中に、ロンが乗ってた空飛ぶクルマが木にぶつかってる。
さらに進むと、ハリーポッターのテーマソングとともにボグズミード村にたどり着く。
アーチをくぐってすぐのところにホグワーツ特急があり、みんな車掌と記念撮影するために並んでる。
車掌といえば小太りな体型を想像してましたが、この日の車掌はえらいスリムだった。
みんな記念撮影に夢中になってる脇で、私はホグワーツ特急の機関車に夢中で、まじまじと観察中。
四角い火室からスリムなボイラー缶胴が伸びていて、補器類がほとんどないので日本の国鉄型蒸気機関車に比べとてもすっきりした印象。
テンダー式なはずですが、炭水車はトンネルの中に隠れていて存在を確認できず。
テンダー式の機関車で炭水車を見せないというのは、魅力を半減させてるな。
動輪3つの2Cタイプ、いわゆるテンホイラーですが、機関室より後ろが隠れてるのでテンホイラーの颯爽としたカッコ良さが伝わらない。
見たところ軌間は標準軌で、大きな動輪のテンホイラーは速そう。
少なくとも赤いボディーというだけで、通常の3倍速いはず(笑)
個人的な蒸気機関車の一番の魅力は、往復スライダークランク機構の往復運動が回転運動に変わるメカニズムがよく見えるところ。
弁装置はスチーブンソン式で、ワルシャート式よりもシリンダー周辺がスッキリした印象。
私は動く様子がよく見えるワルシャート式の方が好き。
機関車右側には逆転機らしきロッドが機関室から伸びていて、動輪の外側にロッドにつながっているクランクも見えるのですが、いかんせん近くまで行けないのでじっくり見れず。
鉄オタの凝視はこれくらいにして歩を進めると、バタービールのスタンドが。
これはぜひとも飲まなければ!
バタービールは通常冷たいんですが、寒い日を考慮してホットバタービールもある。
という訳で、両方買ってみた。
バタービール(マグカップ付) 1,100円也(8%税込)と、ホットバタービール(マグカップ付) 1,200円也。
ハーマイオニーのようにうまく口ひげを付けるには、飲む時にちょっと深めにジョッキを傾けた方がいい。
味は甘ったるくて手放しで「ウマい!」とは言えないけれど、両者を比べると、断然、冷たい方が飲める。
冷たい方は炭酸が効いてて甘くても飲めますが、ホットは気の抜けた炭酸飲料みたいで甘さが増幅し、かなりクセが強い。
冷たい方はなんとか全部飲めたけど、ホットは飲めなかった。
いくら寒くても、絶対に冷たい方がオススメ!
やはり、ビールは冷やして飲むべし。
映画で出てくるお店もあり、ハニーデュークスではお菓子を買い・・・
オリバンダーの店では残念ながら番人に杖を選んでもらえなかったけど、売店で自分の誕生木の杖を買う。
ドッグウィード・アンド・デスキャップでは、鉢から引っこ抜くと泣きわめく植物も。
これ、何て言うんだっけ?
年のせいと、映画もじっくり見てなかったせいもあり、映画で見たことはあるけどこれ何て名前やったっけ?ということがしばしば。
「あの~、あれあれ・・・」
と何回言ったことか。。。
ホグワーツ城内のアトラクション『ハリーポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー』に乗る。
待ち時間は70分と出てたけど、ホグワーツ城内をめぐりながら並んでると退屈せず、実際には45分ほどで乗れた。
アトラクションの詳しい解説は他所にまかせるとして、感想を一言で言うとすれば・・・
オモロい!
特に空を飛ぶとき、ホントに飛んでるような感覚になる。
男子ならわかると思いますが、ちんさむ感もあったり。
ホグワーツ城の見学コースもあったのでゆっくり見ても良かったんですが、1つ目の目的を達成したので、先を急ぐことに。