北大阪急行開業50年を迎え、開業当時のミニ写真展を見る
戦後の復興から高度成長してきた日本、その活気みなぎる発展の集大成といえば、1970年の大阪万博。
この大阪万博の来場者輸送の主役を担っていた北大阪急行が開業50年を迎えましたが、千里中央駅のホームで『タイムスリップ フォトアルバム』というミニ写真展をやっていた。
北大阪急行各駅の開業当初の写真と、平成ひとケタの頃の写真、さらに万博の頃の写真が展示されています。
開業当時の千里中央駅は今の中国道上り線の本線上、万国博中央駅へ伸びる線路に仮駅として設置。
今の場所にも駅は完成していましたが、万博会期中は仮駅を利用するよう案内も。
当時の駅名標には「千里サンタウン」と併記されており、最近増えている副駅名みたいな。
1992年の千里中央駅はかなり今の様子に近づきましたが、ホームドアはまだありません。
桃山台駅開業の頃、奥に写っている竹見台の社宅群はまだ少ない。
駅名標を見ると桃山台の次は江坂で、まだ緑地公園駅は開業していなかった。
緑地公園駅は1975年に開業。
新御堂筋の道路の真下にホームがある。
万国博中央口駅の切符売り場には、懐かしいデザインの券売機が並んでいますが・・・
万国博中央口から1区大人40円、新大阪まで100円、梅田まで110円。
谷町線や四つ橋線など他の地下鉄線も未延伸区間が多く、あびこも漢字で書かれている。
ちなみに、私が子どもの頃に買った切符。
当時もまだ1区40円、小児20円で、その後10円ずつ値上げされました。
そういえば、運賃が40円から50円に10円値上げされた時に「一気に25%も値上げ!」と言われてたっけ。
千里中央~桃山台間は、列車の撮影スポットとしても人気ですが、これは1970年の7000形。
1987年の2000形。
非冷房でしたがドア部の窓が低い位置まであったので子どもながらに好きでした。
車内放送のテープ装置が搭載されていなかったので、全て車掌の肉声案内。
2011年の8000形の写真を見ると、後ろの千里中央の様子が変わっている。
新御堂筋と北大阪急行をまたぐ歩道橋は、今でも撮影の定番スポットとなってます。
万博の頃の古い写真に萌える、ワタクシです。