日本で二番目に短い鉄道 紀州鉄道 ~その1~
和歌山県は御坊市、JR紀勢本線御坊駅から日高港方向へ向かって走るローカル鉄道、紀州鉄道。
御坊から西御坊まで2.7kmを結ぶ路線は日本で二番目に短い鉄道。
ちなみに日本で一番短いのが千葉県の芝山鉄道(記事)ですが、芝山鉄道が開業するまでは紀州鉄道が日本一短い鉄道でした。
紀州鉄道には2012年に乗ったことがありますが(記事)、久しぶりに乗ってみることに。
JR御坊駅、天王寺方面の1番線ホームに隣接した0番線の紀州鉄道線ホームに停車中のKR205。
前回来た時と車両が変わっていますが、それについてはまた後で。
終点の西御坊まで、運賃は180円也。
私を含め6名の乗客で、御坊駅を出発。
御坊駅を発つとしばらくはJR紀勢本線と並んで走りますが、ほどなくして15km/hの速度制限がかけられたカーブへ。
カーブを抜け速度制限が解除されると、一路日高港方向へ。
もちろん逆から見ると、制限15km/hの標識。
最初の停車駅、学門駅。
ここで1人下車。
学門駅を発ち、静態保存されているキハ603が見えてくると・・・
紀伊御坊駅に到着。
ここで2人下車。
紀伊御坊駅には車庫があり、側線にKR301が留置中。
屋根付きの車庫には、これぞまさにレールバス!という風貌のキテツ2号が顔をのぞかせる。
紀伊御坊駅を発つと、これらの車両がワンショットに見えます。
2017年に木製枕木の老朽化が原因で脱線事故が起こり、その対策としてPC枕木への交換が進められましたが、財政状況が良くないローカル私鉄だけに、一度に全部の枕木を取り換えることはできず、ひとまず1つおきに交換している区間がある程度。
直線の駅構内など負荷が少ない部分は、バラストも小さくなっていたり。
御坊駅を発って8分ほどで、終点、西御坊駅へ。
ここで3人下車しましたが、私を含め全員”鉄”だったようで、写真を撮ってました。
その2へつづく