有田鉄道の跡地、有田川鉄道公園で鉄分補給 ~その2~
有田鉄道の跡地、有田川鉄道公園で鉄分補給 その1からのつづき
動態保存されている車両を見ながら、金屋口駅までやってきました。
ホームには、DB107モーターカーが動態保存されています。
で、その連結している相手は、ト1無蓋車。
色が黒なので目立ちませんが木造の貨車で、今では資材置場としても活躍しているようで。
その後ろには、骨組みだけになっている有蓋車。
木造の有蓋車だったようで、ただいまリニューアル工事中?
前後にデッキがあり、手ブレーキのハンドルも。
貨車3両とも動態保存なのがすごい。
駅名標の下にJR方面への普通運賃表も。
天王寺まで1,710円、大阪まで1,970円。
シャッターが閉じられている駅前に建つ商店も、かつては賑わっていたんでしょうか。
改札口とホームをぼんやり眺めていると、かつての賑わいが想像できそう。
改札左側の出札窓口跡には、113系と並走するキハ58の写真が展示されている。
藤並駅付近でしょうか?
持ち込みでもNゲージを走らせることができるので、今度自分のNゲージを持って走らせに来よう。
HOゲージのジオラマでは、有田鉄道沿線を再現。
金屋口駅と車両基地も。
金屋口駅から少し進んだところにある車庫が、現在の鉄道交流館付近のようで。
現在の駅舎に建て替えられる前のJR藤並駅の駅名標。
他にもサボや写真など、国鉄時代も含めた貴重な資料が展示されています。
2台展示されていると、実際に操作できるのかどうか気になるところ。
操作可否は確かめていません。
世間一般にはあまり知られていない鉄道公園ですが、ほとんどが動態保存されていて、かつ、休日を中心に定期的に乗車体験までするところも珍しい。
これからも続けてもらえるよう応援したいです。
この有田川鉄道公園は町有地にあるので、できればふるさと納税で支援できるとありがたい。