鉄橋の上にある駅、土佐北川駅へ行く

 乗り物@鉄道(JR), おでかけ@四国高知県

高知市内から国道32号線を徳島方面へ。

JR土讃線とともに穴内川沿いを走っていると、JRの鉄橋が国道をまたぐ場所があります。


この鉄橋へは、国道から階段で上がれるようになっていますが、階段の脇にある橋脚をよく見ると・・・

小さめの看板に「土佐北川駅」と書いてある。

ここは日本で数カ所ある鉄橋の上にある駅のひとつ。

階段を上がると・・・

線路に沿って通路が伸びてます。

間近に線路を見るにはいいポジション。

鉄橋から下を見ると、秋雨前線と台風の影響で増水した穴内川が。

さらに鉄橋を歩くと、ようやくホームが見えてくる。

しかし、ホームへ行ける通路は見えません。

さらに進むと、線路との間に目隠しのような板張りが。

鉄橋を渡りきる手前に階段があり、一旦下らなければならないみたい。

階段の下には向かい側からの通路と、鉄橋の下へ行ける通路がある。

ん?まてよ!

もう一度線路を見ると、進行信号(青信号)じゃないか!

ということは、列車がやってくるということなので、急いでホームへ上がろうとしたところ・・・

すぐさま、特急南風が通過してしまった!(>_<)

いや~、ホームで見たかった。残念。。。

階段を下ると、鉄橋の下へ行く通路へ。

鉄橋の下には待合室があり、さらにホームへ上がる階段も。

ひとまずホームへ上がります。

1面2線の島式ホーム。鉄橋上にあるせいか、幅は狭いけど意外と長い。

ホームの端の階段から数メートルだけ屋根がある。

停止位置標を見ると、ホームは8両分ありそう。

土佐北川駅の駅名標。

今では短編成の列車しか止まらないようで、ワンマン乗車口の表示がある。

乗車口以外は人間の足が入らないのか、コケが生えているところも。

ホームからも穴内川が見えました。

この駅は列車交換が可能ですが、徳島方面のポイントは鉄橋を渡ってすぐのトンネルの中にあるようで。

高知側のポイントはホームの端から見える。

鉄橋に取り付けられている銘板。

日本国有鉄道の文字を見ると、ノスタルジーな気持ちになる。

鉄橋の下にある待合室には、昭和の香りのするプラスチック製のイスが並んでる。

天井から防虫剤がたくさんぶら下がっていて、ちょっとワロた。

やっぱり自然の中にあると、虫がたくさん集まっちゃうもんね。

時刻表を見ると、上下それぞれ1日6本。

普通列車しか止まりませんが、土讃線の秘境駅のひとつ、新改駅を通過する普通列車も。

防災のために鉄橋の上に設けられたという土佐北川駅ですが、見事に自然に溶け込んでいるような駅でした。

 乗り物@鉄道(JR), おでかけ@四国高知県

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