100系新幹線の引退前に乗り納め ~その2~

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100系新幹線の引退前に乗り納め その1からのつづき

100系こだまに乗り広島から新山口まで来たあと、再び100系こだまで岡山へ向かいます。

20:46新山口発こだま766号。
EX予約で指定券を買ってるので自由席と同じ値段。

こだま766号で岡山に着くのが22:48。
岡山からは22:53発、最終の新大阪行となる みずほ606号 に乗り換え。

新山口のホームで100系こだまの到着を待っていると・・・

向かいのホームに博多行の500系こだまがやって来た。

列車はV7編成。

500系もそう遠くないうちに引退になるのかも。

そこへ100系こだまが到着。

列車はK54編成。

100系は引退を前にデビュー当時の青白塗装になってますが、その前はJR西日本仕様の黄緑/グレー塗装でした。

ちなみにこの写真はK56編成。

岡山行きこだまの指定席はガラガラ。

指定席車は1両しかなくちょくちょく指定席だけが混んでる時もあるので、もし指定席が混んでたら自由席に移ろうと思ってたけど、その心配はなかったようで。

またまた車内を観察。
100系の洗面台はバリエーションに富んでるのが面白い。

これは三面鏡が付いていて、自動水栓の蛇口。
暖かみのある配色。

一転、こちらは蛍光灯の明るい感じ。
三面鏡というよりは、鏡が三枚付いた、って感じ。

自動水栓ではなく、蛇口レバーを押すと一定時間水が出るタイプ。

上2つの洗面台はK55編成のもので、液体せっけんのボトルが備わったタイプ。

同じ洗面台でも、K54編成は液体せっけんはなく・・・

固形せっけんが置いてある。

しかも水温調節の目盛が50℃以上まであるけど、そんな熱いのいらんでしょ?
ってか、ホントにそんな温度のお湯出るの??

こちらはK55編成の鏡が1枚のタイプ。

自動水栓で液体せっけんが付いてる。

100系のトイレは循環水式。
タンクの水に薬剤を加えて洗浄水として再利用してるので、青い水が出てくる。

便器の穴が若干ボットン便所風(笑)

20:46 新山口を出発。

途中、指定席には片手で数えられるくらいの客しか乗ってこないまま、約2時間の100系の旅路を堪能しました。

岡山に着くと、すぐに回送表示に。

幕式だと見ていて楽しいけど、LED式は一瞬で変わるので面白味はないな。

こだま766号から、向かいのホームのみずほ606号へ乗り換え。

この日は在来線が遅れており、乗り継ぎ客を待つために3分遅れで発車。
最終の新大阪行だし、少し待ってたみたい。

100系からN700系に乗り換えると、新型車両の乗り心地の良さがすごくわかる。

このN700系はJR九州のR4編成。

R編成には今回が初めての乗車。
どおりで車内チャイムが違ってると思ったよ。

新大阪でJR九州カラーのマークが見られるのも、なんか面白い。

100系は2階建て車両やグリーン個室など、従来にない設備が人気でした。

さらには『シンデレラエクスプレス』や『クリスマスエクスプレス』の名作CMで、遠距離恋愛のカップルの掛け橋としても活躍したり。

↑のシーンを思い浮かべつつ、100系をお見送り。

0系の形を受け継いだ、新幹線らしいスタイルの車両が山陽新幹線から消滅し、残るはJR東日本の200系のみ。

長い間、お疲れさま。

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Posted by 管理人