視界不良で天候調査待ちの稚内空港へ行けるのか?!
大阪から空路稚内へ行くために羽田で乗り継ぎますが、稚内空港が視界不良で天候調査待ちに。
保安検査証には9:50に天候状況を確認すると印刷されてるので、ラウンジで結果を待つことに。
10:10を過ぎた頃、そろそろ結果出るかなぁと、まるで合格発表を待つ受験生のような気分でラウンジのモニターに目をやると・・・
旭川空港か千歳空港へ向かう場合・・・
なぬ?!
スマホで運航状況をチェックすると・・・
旭川か千歳へ下りるかもしれないけど、とりあえず飛んでくれるみたい。
モバイル搭乗券を見たら、条件付運航になってた。
このモバイル搭乗券、よく見たら空港名の漢字を小さく、3レターコードを大きく書くんじゃなくて・・・
例えばこんなふうに漢字の方を大きく書いた方が優しくない?
3レターコードの方がわかりやすいという一般客はどれくらいいるんでしょう?
まあ、それはさておき、ラウンジから最果ての69番搭乗口までは遠いので、少し早めにラウンジを出る。
B737-800、JA80AN。
JA80ANには今回2回目の搭乗。前回は福島から大阪へのフライトでした。
前の方の7K席を取りましたが、ちょうどいい場所に柱があって窓は体の真横に来てしまい、機窓を眺めるにはややしんどい。
出発時間を過ぎましたが、乗客約2名を待ったためドアクローズは10:50を過ぎてから。
雨の中RWY16Lから離陸すると、向かい側のRWY16Rからも同時に離陸した飛行機がいたけど、すぐに雲の中へ。
しばらくすると窓の下側のパネルが、まるでペルチェ素子が内蔵されてるんじゃないかと思うほどキンキンに冷えて、つめたいのなんの。
上空の外気温で冷やされるのはわかるけど、その冷気が内装まで伝わってきてパネルが冷たくなるということは、機内の熱が奪われてるってことだし。
地表が見えないので機内Wi-Fiをつないでflightradar24で現在地を追いかけてたんですが、どうやらこの段階で千歳へ下りることはなさそうで、ひとまず稚内へは向かってくれるみたい。
高度が下がっても真っ白のままでしたが、ようやく雲が切れて地上の建物が見えた。
後で確認したら、ノシャップ岬へ伸びる半島のように突き出たところから一旦西の日本海へ抜けるところで、特徴的な建物は老人ホームでした。
北海道最北の宗谷地方は年中風が強く、風力発電のプロペラがたくさんある。
一旦日本海へ出たあと、シルエットが美しい利尻島の利尻富士を見ながらUターンし、稚内空港へアプローチ。
飛んでみないとどこへ行くのかわからないという、まるで桃鉄のぶっとびカードみたいなことになりましたが、無事稚内空港に着陸。
大阪を出た時は稚内へ行けるかどうかわからない状態でしたが無事たどり着き、2ヶ月前のリベンジも果たせてよかったよかった。