木古内から新幹線&はこだてライナーを乗り継いで函館へ
木古内から函館まで道南いさりび鉄道に乗って行くつもりが乗り遅れてしまったので(記事)、JRで函館へ向かうことに。
JR北海道のコーポレートカラーは黄緑(萌黄色)ですが、JR北海道の車両にはラベンダーをイメージした紫が使われることも多いし、JR東日本よりちょっと薄めの黄緑よりも鮮やかな紫の方が似合ってるかもしれない。
ま、別にええけど。
券売機で木古内→新函館北斗の新幹線特定特急券(立席)と、函館までの乗車券を買う。
新幹線では隣接駅へ自由席で行く場合、通常よりも安い特急料金になりますが、北海道新幹線は全車指定席で自由席が設定されていないため、立席特急券が発売されます。
”立席”と言うものの座ってはいけないということではなく空いている普通車指定席に座れますが、もし空席がなければ最悪座れないという。
券売機は有人改札も兼ねているみどりの窓口内にありますが、みどりの窓口に入って券売機の前に立つと若い駅員さんが近づいてきて「大丈夫ですか?」と声を掛けられる。
もしかしたら北海道の田舎駅から新幹線に乗ろうとするお客さんは券売機に不慣れな人が多いのか、それとも、発着する本数もお客さんも少なくて声掛けでもしないと仕事がなさすぎてしんどいのか?
どうせなら少し仕事を作った方がいいかな、と思い、北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅、木古内駅、新函館北斗駅の入場券がセットになった青函トンネル開業35周年の記念入場券も買うことに。1セット600円也。
この記念入場券を1セット買うと、買った駅の駅カードも1枚付いてくる。
また、記念入場券は発売する駅ごとにデザインが違っていて、北海道新幹線開業前に本州と北海道を結んでいた列車が全部で3列車使われている。
(JR北海道の公式サイトより)
裏面は3駅分の入場券を合わせると、3列車が並んだデザインになるという。
木古内駅で買った入場券は急行はまなす。
これがえらい大きくてA4縦サイズぐらいの長さがあり折らないで持って帰る工夫が必要で、駅にあったチラシに挟みスーツケースに入れて持って帰った。
駅カードの表面はかつて海峡線を走っていた785系スーパー白鳥、裏面には木古内駅の情報。
木古内17:35発、はやぶさ25号。
次の列車は約2時間後。
本州側の奥津軽いまべつ駅まで74.8kmあり、隣接駅までの新幹線最長区間。
木古内を発って12分、17:47に新函館北斗に到着。
北海道新幹線が札幌まで開業するまでの間、ここが日本最北端の新幹線駅。
下り列車は全て12番線ホームに入り、乗客の降車後は一旦引き上げて上り11番線から折り返すため、12番線の発車案内は全て回送表示ですが、札幌開業後は札幌行きと表示されるんでしょう。
在来線への乗り換え改札を通り、新幹線と接続している17:57発のはこだてライナーへ。
改札付近の通路はガラス張りで、新幹線を上から見られるのがいい。
はこだてライナー発車前~発車後のアナウンス。
函館は終端駅らしく頭端式ホームですが、ゆるくカーブしているのが特徴。
今は行き止まりになってますが、青函連絡船があった頃は岸壁までレールが伸びていたという。
1番線ホームには、木古内から乗るつもりが寸前で乗り遅れてしまった道南いさりび鉄道のやまぶき色が止まってるじゃないか!
道南いさりび鉄道の英語表記って「South Hokkaido Railway」なんですね。
さすがに「いさりび」を英語にするのはムズかった?
函館駅は函館本線の起点になっており0kmポストもありますが、かつて青函連絡船があった頃は桟橋に0kmポストがあり、そこ起点だと0k219mなんだとか。
さて、晩ごはん何食べよ?