北海道から青函トンネルをくぐって本州へ
函館朝市でおいしい海鮮丼&青函連絡船摩周丸を見学して、函館を発ちます。
函館からは青函トンネルをくぐって新青森まで行くのですが、新函館北斗駅で少しゆっくりしたかったので、新幹線に接続している10:21発のはこだてライナーではなく、10:05発特急北斗7号で向かいます。
特急料金が必要ですが、えきねっとで札幌から乗った北斗6号と同じ3号車11列目を取ってみた。
進行方向が逆になるのでやはり2列1窓の前側にあたり、窓枠で眺めは控えめなことを確認したくて。
やたらと長い函館駅のホームに、賑やかだったころの面影を感じる。
向こうのホームにはこだてライナーが止まってますが、一足先に出発します。
札幌へ向かう北斗7号をお見送り。
2号車の車掌室でドア扱いしてました。
新幹線の切符はえきねっとのeチケットで取りましたが、EX-ICとは違い新幹線改札を通っても席番を印刷した座席票は出ないので、別途座席票発行機で印刷しなければなりません。
新函館北斗~新青森間は乗車券、指定席特急券合わせて7,720円ですが、えきねっと限定の「トクだ値40」で買うと4,500円に。
はやぶさ22号が入線。
10:53、新函館北斗駅を発車する直前に、東京からの一番列車のはやぶさ1号が到着。
木古内駅を通過して少し進むと、在来線の線路が合流して三線軌条に。
雪害対策なのかポイントはスノーシェッドで覆われている。
青函トンネルの案内放送が流れ(音声小さいですが)湯の里知内信号場を通過すると、車掌によるアナウンスとともに青函トンネルへ。
トンネルに入ると、車内の案内板に青函トンネルに入りました!!と表示され、青函トンネルのご案内も流れます。
トンネルは海底からさらに140m下を通るため、トンネルを電車が通れる勾配にするために海岸よりかなり内陸から地下に潜ってしまうせいで、GPSが陸地で途切れてしまう。
青函トンネルに入るとほとんど明かりないけれど、トンネル内の湿気がすごいようで窓の外が曇ってくる。
しばらくすると吉岡定点(旧吉岡海底駅)を通過して、北海道ともお別れ。
窓が曇ってピントが合ってないですが、やたら明るいのでよくわかる。
さらに進むと、竜飛定点(旧竜飛海底駅)を通過して本州に。
この頃には窓の曇りは取れてました。
さらに進むと、じわ~っと明かるくなってきて、青函トンネルを出る。
長ーいトンネルを走る間は窓の外が暗いけど、前方から明かりが差してきてトンネルを出る様子は、なんだか人生の希望の光にも見えたり。
トンネルを出たところの公園には2年前に行き、トンネルを出入りする新幹線を見てましたが、今回は車内からこの公園を見た次第。
青函トンネルを出てからもしばらくトンネル区間が続くため、次にGPSの電波を拾った時には結構内陸まで進んでる。
奥津軽いまべつ駅の線路は新幹線用の標準軌のみで、駅の手前で一旦狭軌の線路が分かれ、駅を通過すると再度合流する。
ずっと青函トンネルをくぐりたいと思ってましたが、今回ようやく実現。
今ではもう上野発の夜行列車はなくなり、連絡船も廃止され、北へ帰る人の群れは新幹線で海底トンネルをくぐる時代になりました。