のと鉄道穴水駅で展示されている車両が・・・

 乗り物@鉄道(JR以外)のと鉄道,石川_20220505

のと鉄道で穴水駅までやってきましたが(記事)、穴水駅では過去に使用されていた車両が展示されているそうなので、見に行ってみることに。

ところが、展示されている旧車両を見て愕然!(;゜0゜)

塗装が剥げサビが流れ出ており、その表情はまるで顔から血を流してるみたいな。。。

かつて、穴水駅と能登半島北東部の珠洲市蛸島駅を結ぶ能登線で活躍していた2両編成のNT800形「のと恋路号」。

能登線廃止とともに廃車となり静態保存されていますが、かなり状態が悪く、保存と言うより自然に朽ちる様子を展示しているようにも見えてしまう。

車内は転換クロスシートで、見たところきれいな様子。

ルームエアコンが取り付けられているので、何かで使ってたんでしょうか?

側面の塗装も大きく剥げ落ち、鉄がむき出しに。

番号の部分が剥がれ落ちてしまってますが、七尾方の車両はNT802。

蛸島方のNT801の車内は座席が撤去されて物置になってるみたい。

NT801の運転台もきれいな状態を保っている。

NT800形の先には、かつて主力車両として活躍していた富士重工LE-DCのNT100形が留置されています。

方向幕は能登線時代の珠洲の表示。

反対側の方向幕は能登線の終着駅だった蛸島の表示。

この車両は現役時代にお座敷列車「やすらぎ」に改造されたNT127。

この車両も塗装のめくれやヒビが入り中からサビ浮き出ている。

ホームには、能登線時代の駅名標も。

以前の「のと穴水駅」だった頃に設置されたんでしょうか、七尾線移管で駅名が現在の穴水駅になり「のと」の部分が消されたような雰囲気。

七尾駅から乗って来た列車が北側まで引き上げてきて、新旧塗装の車両が並ぶ光景に。

静態保存しているはずの車両の状態がかなり悪く朽ち始めているのですが、補修しようにもできない苦しい懐事情を現しているんでしょうか?

 乗り物@鉄道(JR以外)のと鉄道,石川_20220505

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