能登半島のパワースポット? 『青の洞窟』へ行く

 おでかけ@北陸石川_20220505,石川県

能登半島を車でぐるっと回ってみることにしたんですが、最初の訪問地は能登半島の先端近くにある『青の洞窟』へ。

特に最近、映えスポットとして注目されているらしい。

建物に入ると売店と、能登半島最先端 聖域の岬『空中展望台 青の洞窟 探検コース』のパネルとともにスタッフのおねえさんが繰り返し説明をしてました。

また、日本三大パワースポットというパネルもありましたが、あまり推しが強いと胡散臭さが漂うなぁと思ったり。

「能登半島最先端 聖域の岬はインドの聖地」ってどういう意味?

パッと見、能登半島はインドなの?と思われがちですが、その所以もパネルで解説されております。

各地にパワースポットと呼ばれている場所は多々ありますが、よく考えるとパワースポットって「三大○○」の三番目と同じく、言うたもん勝ちのような気がする。

それはさておき、せっかく来たので1,500円(傷害保険付き)の入場料を支払って行ってみることに。

入場ゲートの手前に、アメリカのアニメキャラがかぶってそうなカラフルなヘルメットが並べてあり、好きな色のヘルメットを持って行かなくてはなりません。

さすがは洞窟に入るため入場料に傷害保険もセットしているだけに、保護具も装着せなあかんのでしょう。

ガードマンさんも見張っていて、ノーヘルで入ろうとして注意されてる人も。

ただ、こんなカラフルなヘルメットを用意してるところからも、映えスポットとして意識してるのがうかがえる。

入場ゲートを通り、最初の絶景スポットは空中展望台。

通路が崖にせり出していて、まさに空中展望台。

9.5m先まで歩いて先端へ。

通路は金網になっていて下も見えますが、それほど高くはないので高所がダメな人以外は大丈夫かも。

この先端でタイタニックみたいなことをしたバカップルはどれくらいいるのでしょうか?

崖の下には、全室オーシャンビューのランプの宿があります。

見るからに隠れ家的な宿ですが、1泊2食付きで2万円台から泊まれることもあり人気の宿。

海の方へ歩いて行くと、常に吹いている海からの強風で風下方向に曲がってしまった木々が。

まるで槙野智章の七三分けのような綺麗な曲がりっぷり。

柵の外から生えている思いっきり曲がった木が、能登半島最先端の目印なんだとか。

盆栽ではこんな曲がり方した幹を見たことありますが、木を曲げてしまう風の力といい、その風を受け流す木の生命力といい、自然の力はすごい。

恐らく目印の曲がった木から少し先が能登半島最先端と「言われている」ところのようですが、GPSを見ながらでも明確にどこだかはわかりません。

能登半島最先端と「言われている」と表現したのは、地図を見ると、この場所よりさらに北や東にも半島が続いており、能登半島最先端とは思わないんですよねぇ。

強いて言えば「能登半島最北東端」といったところでしょうか。

それでも一応、それっぽいところに立っておいた。

ただ、目の前には海と水平線しか見えないので、先端感はあります。

回廊になっている石畳の通路を歩いていると、どうも向こうに見える岬の方が東にある気がする。

この石畳のひとつが剥がれかけてぐらぐらしており、万が一この石に乗って踏み外してしまうと・・・

へたすりゃ透明度満点のエメラルドの海へダイブしてしまわへんかなぁと心配になったり。

元の通路に戻り、今度は赤い鳥居をくぐって青の洞窟の方へ進むと、道がものすごく高低差のあるつづら折りになっているのが見え、思わず帰りのことが心配になってしまう。

通路を下り切ると、海の水がすごくきれい。

そこに青の洞窟への赤い入口が口を開ける。

ワープ感のあるトンネルを進むと・・・

青くライトアップされた洞窟へ。

この青い色は自然の色ではなく、ノーベル賞受賞者の中村修二氏が実用化した青色LEDを光らせている。

洞窟の中央部は水が貯まっていて、薄暗い中洞窟の岩に夢中になってここへハマった観光客もいるとかいないとか。

海の方が開けていて、岩のすき間から差し込み海面を照らす自然の光もきれい。

水が透明で底の石まで見える。

ここにある白い石は、パワーストーンとして持って帰ってもOK。

洞窟を出て、さっき下りてきた崖を上っていく。

洞窟でパワーを授かったものの、崖を上る急坂でパワーを全て使い果たしてしまう。

今流行りの地産地消ですね。

車に戻ると、建物を下った海側にも駐車場があり、ガラガラだったのでロードスターを置いてみた。

パワースポットはさておき、ランプの宿には泊まってみたいですな。

 おでかけ@北陸石川_20220505,石川県

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