能登半島を走るローカル線、のと鉄道に乗る

 乗り物@鉄道(JR以外)のと鉄道,石川_20220505

JR七尾線の七尾駅。

現地にいた時には気づかなかったけど、ノートe-Powerのタクシーが止まってますな。

先代ノートは後席が広いから、タクシーで使われていても納得。

七尾駅からはJRではなく、のと鉄道に乗ります。

のと鉄道は元々JR七尾線でしたが、和倉温泉駅までの電化を機に七尾線の非電化区間の運行を受け持つために設立された第三セクター。

JR線のホームの和倉温泉寄りが切り欠きになっており・・・

この切り欠き部分がのと鉄道のホーム。

「のとホーム」と書かれてるのを見て、なんか地元の住宅会社みたいやなぁと思ったり。

ホームの末端にはのと鉄道の「のと」マークがありますが、駅名標はJR西日本。

穴水からやってきたワンマン2両編成の普通列車。

ホームの乗車口の案内が見当たらなかったんですが、穴水方車両の後部扉から乗車。

2005年、ローカル線の定番、新潟トランシス製のディーゼルカー。

運転台は液晶付きの2ハンドル式。

穴水方にはNT200形の1号車、NT201。

ドア付近はロングシートで、中央部は2+1配置のボックスシート。

七尾駅に、土日限定で1日乗り放題のフリーきっぷが1000円で売ってる案内があり・・・

七尾駅から終点の穴水駅まで片道850円。

穴水駅まで往復するつもりなので、お得感満点な つこうてくだしフリーきっぷ を買うことに。

停車中に運転士に声を掛けると、油性ペンで日付を書いて販売してくれる。

この日は5月5日でやけに5が多く、5がゲシュタルト崩壊してしまいそう。

これで1日乗り放題になりますが、単純に往復するだけの予定。

幌があると貫通してるのがわかりますが、正面の窓の周りが黒いので、幌がないと非貫通っぽく見えたり。

発車時刻になる頃には、車内は少し立ち客もいるくらいの乗客に。

ディーゼルエンジンを唸らせて七尾駅を発ち、次の和倉温泉駅で立ち客がなくなるくらいに空く。

みんな穴水駅まで行くのかと思ったら田鶴浜駅で降りる乗客が多く、ほとんどのボックス席が空くほどに。

駅名標といいフォントといい、昭和感が残る。

海からすぐ近くに田んぼが広がっていて、田んぼに海水が入らないのかと心配になったり。

笠師保駅には「恋火ボタル」と書かれたビン?がたくさん刺さってた。

能登中島駅も昭和な雰囲気。

ここで七尾行きの列車と列車交換。

西岸駅から・・・

能登鹿島駅を発つ頃には、乗客はかなり減る。

すると、車掌さんではないけれど添乗していた社員さん?に「この先のトンネルがきれいなので、前から見てください」と勧められたので先頭の運転席横に張り付く。

トンネルの中にイルミネーションが施されていましたが、窓に車内が映りこみ動画撮影を失敗してしまうという。。。

終点、穴水駅に到着。

列車は駅舎側の1番線に到着し、かつて使用されていた2番線3番線のある島式ホームは今では使われていない。

穴水駅駅舎。

駅舎の壁には、のと鉄道の「のと」マークのイルミネーションが付いてるっぽい。

駅前は道の駅あなみずの駐車場になっており、駅舎の隣には道の駅の売店も。

ここでゆっくりする間もなく、すぐに折り返して七尾駅へ戻ります。

 乗り物@鉄道(JR以外)のと鉄道,石川_20220505

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