旧輪島駅の様子が残る『道の駅輪島』@石川・輪島
能登半島をぐるっと回り、輪島市中心部にある道の駅輪島へ。
道の駅にしてはすごくターミナル感がありますが、かつてはのと鉄道七尾線の終端、輪島駅があった場所。
七尾線廃止とともに駅も廃止されましたが、観光拠点として再整備され、今は輪島市のバスターミナルに。
施設内には鉄道が通ってた頃のモニュメントがあり、踏切の警音器や遮断機とか・・・
レールに車輪が乗っかってるのはいいものの、書き割りのようなのと鉄道の写真はおもろい。
輪島駅は終端駅なのにホームの木製の駅名標には次駅に「シベリア」と色んな意味で寒いことが書かれてますが・・・
一説には、空欄の部分に誰かが「シベリア」と落書きをして、消してもまた書かれるという被害に遭いながら、あまりにしつこいのでもういいや!と正式に「シベリア」と書き入れたとか。
今なら情報番組が喜んでネタにしそうな炎上案件ですな。
旧ホームにはもうひとつ、国鉄仕様の駅名標もありましたが、こちらは無事のようで。
駅が廃止されてもその資産を観光資源にするという、タダでは転ばない精神は好きです。