キューブの車検の代車はセレナe-Power
キューブの車検でディーラーへ預けている間、代車はセレナe-Power。
キューブの代車がセレナ?!とビックリしましたが、ちょうど代車がこのセレナしか空いてなかったらしい。
横から見るとフロントウインドウがかなり寝ており三角窓が大きく、サイドウインドウも大きくて見晴らしがいい。
バックドアは通常のドア全体だけでなくガラス部だけでも開けられるので、後ろにスペースが少なくても荷物の出し入れができる。
e-Power専用のアルミに195/65R15のエナセーブ。
今どきのファミリーカーとなったミニバン、走りは二の次三の次、小さな子どもがいる家族が使いやすいことを前提に、とにかく室内が広く大人数でも快適に過ごせてシートアレンジが多彩で、燃費もよく維持費が掛からず、奥さんでも運転しやすいかどうかが重要。
フロントシートはサポート性よりも使い勝手優先な形状。
お母さんが運転することも大いにあるためか、シートリフターの上下幅は国産車では大きめ(体感ベース)。
ちなみに、ベンツのフロントシートは「散髪屋のイスか!」と思うほど高く上がりました。
ミニバンは2列目、3列目の広さが注目されがちで、意外と助手席が狭く膝がダッシュボードに当たる車がありますが、セレナは膝元が当たらないような形状になっている。
ミニバンの目玉、セカンドシートは前後のスライド量が大きいロングスライドシート。
高機能なシートにはレバーがたくさん付きますが、レバーにシートのどこが動くのかが書いてあるのがいい!
どこが動くのかがわからないミニバンもあり、こういう一見地味なところでも使い勝手が変わってくる。
セカンドシートは左右にも動き、左右離してウォークスルーにしたり・・・
シートを寄せれば、チャイルドシートを付けたままでもドア側から3列目に出入りできる。
最近のミニバンには必須装備となった背面テーブル。
使える容器の種類が多そうなドリンクホルダー。
サードシートには3人座れるようになってますが、さすがに3人だときつそう。
サードシート用のテーブルは下に折って畳むタイプ。
下に折るタイプだと構造はシンプルにできますが、不意にテーブルが畳まれて乗せてたものが全部落下してしまう可能性も。
USB端子と、3列目から左側のスライドドアを操作できるスイッチもあって便利。
唯一お父さんの居場所になるであろう運転席だけに、D型のステアリングだったりデジタルメーターがカッコいい。
今どきの車らしく、純正ナビは10インチの大型モニター。
ステアリングにはプロパイロットのスイッチ。
プロパイロットを作動させてみたところ、発進加速時の追従性やカーブでの車線維持の精度とも良く、ストレスなく使えます。
ステアリングとメーターとの間にも収納があり、中を開けるとUSB端子も。
スマホを充電しながらスマホのナビも使えそう。
エアコンのパネルは小ぶりですが、オーソドックスなスイッチ配置。
その下にスタートボタン、シフトレバー、電動パーキングとオートホールドスイッチ。
シフトパターンはノートe-Powerと同じ。
ドライブモードスイッチはどこ?と思ったら、インパネ右側にあった。
エンジンとe-Powerでぎっしりなエンジンルームですが、意外とスペースもあり・・・
新型ノートe-Powerもそうでしたが、ラジエターは密閉式。
ディーラーで車を借りた時、オドメーターが26kmのゴリゴリの新車でビックリ!
運転してみると、サイドウインドウの下側が低く、想像以上に見切りがいい。
ノートe-Powerも排気量に見合わない走りをしますが、重たいセレナでもモーターの力強いトルクとレスポンスで走りやすい。
ワンペダル走行でも停止できます。
セレナも第1世代のe-Powerですが、ノートより始動直後のエンジン起動が少なめ。
借りた時に燃費計をリセットして一般道を30kmほど走って返却しましたが、平均燃費は24.8km/L。
もしかしたらノートe-Powerより燃費がいいかもしれない。
室内は広くて使い勝手もいいセレナですがフロアー高が若干高いので、お年寄りが乗り降りするのはちょっとしんどそう。
代車でちょっと乗っただけでしたが、ノアヴォクよりよく走るし、ステップワゴンより広いし、このクラスのミニバンで一番売れてる理由がわかります。