デミオのディーゼルはすごくイイ!
この連休中、アクセラをディーラーに預け代車でデミオのディーゼルに乗ってるんですが、これがすこぶるイイじゃないか!
今のマツダ車に共通している魂動デザインのおかげで、クルマに疎い嫁さんは、クルマが変わったことに気付かなかったという(笑)
クルマの大きさも違うのに、ナンバーが違うのに気付いて初めてクルマが変わったことがわかったらしい。
魂動デザインになってからカッコよくなったし、統一したデザインイメージはいいですね。
以前、一度デミオのガソリン車に試乗したことはありましたが、ディーゼルは初めて。
アクセルを踏むと一息間があった後、1.5Lとは思えない分厚いトルクでブリブリ加速していくのに感動するばかり。
このブリブリの加速が2000回転ぐらいから出て、ディーゼル離れした吹き上がりのよさで5000回転までよく回る。
アクセル踏んでから実際にブリブリ加速するまでタイムラグがあるんですが、なんだか昔のドッカンターボと同じ挙動で懐かしく感じたり。
高速も全くストレスなく走れるし、山道でも特に上りで分厚いトルクを生かして走ると楽しすぎるぐらい楽しい。
ディーゼルはガソリンよりエンブレがよく効くけど回転域が低いので、コーナーでシフトダウンのタイミングが違い、奥まで突っ込んでからシフトダウンする感じ。
ガソリンだと回してナンボというところもありますが、ディーゼルだとあまり引っ張らずに低回転のトルクを生かすような走り方にしないといけません。
それでいて燃費がいい。
街中でそこそこ回転引っ張った走りをしても18~19km/l、高速で制限速度で走れば26km/lを超える。
ただ、水温が低くアイドルストップが掛からないと燃費が悪くなるのはガソリン車と同じ。
しかも軽油はガソリンより安く、1000km走って燃料代が4000円ちょっとで済んだ。
元々ディーゼルは嫌いだったんですが、今どきのディーゼルエンジンは全然違いますな。
確かにアイドリングや低回転ではカラカラいうけどそれ程気にならないレベルだし、回すと豪快な音になり気持ちいい。
コモンレール万歳!
ただ、軽油は給油すると細かい泡が出て、ガソリンより揮発しにくいので給油ノズルがぬるぬるなのは変わらない。
フルスカイ車らしくボディーも足まわりもしっかりしていて、コントロールしやすいロール感。
車重が軽いことも相まって、スペックではわからない楽しさがありますな。
内装は車格にしてはよく出来ていて、運転席のドアポケットがアクセラよりも大きいのはうれしい。
エンジンも走りも不満はありませんが、2つだけ不満がある。
ひとつはサイドブレーキが助手席側にあり、助手席に座ってる人と手が触れてしまうこと(笑)
運転席側にマツコネの操作パネルが付くので、これは仕方がないかも。
もうひとつ、助手席の重量センサーの感度が良すぎるのか、カバンを置くとシートベルトの警告音が鳴りまくる。
↑上の写真でも、財布とモバイル充電器しか入ってないカバンを置いただけでシートベルトの警告灯が付く。
そして、走り出すと警報音が鳴りまくるという。
カバンの置き方によっては感知しないのですが、走ってるうちに感知して警報が断続的に鳴るので、うっとうしい時はカバンを置いている助手席のシートベルトを締めたり。
これは個体差なんですかね?
ひとつ心配してるのは、アクセラが帰ってきた後、エンジンがスカスカで嫌になったらどうしよう。
その時はデミオのディーゼル、買おうかな?!