フレアワゴンの車検の代車はMAZDA3
フレアワゴンの車検でディーラーに1泊2日で預けている間、代車はMAZDA3でした。
グレードは15S Touring。
色がマシーングレーだと、グリルがワイドになってヘッドライトが細く短くなったこともあり、全体がぺったんこになったような感じ。
傾斜のあるリアハッチがカッコいいハッチバック。
キャラクターラインもシャークフィンアンテナもなくなり、すっきりした印象。
ウインカーは粒感のあるLEDで、その周りのブレーキランプは半目で光る。
MAZDA3の一番のポイント、人間を研究して設計したというシートとサスペンション。
人間が普段何気なくしている歩行時の身体の動きを研究して、歩行時に無意識に頭を安定させる人間の動きが車に乗っている時でも再現されるよう、路面からタイヤ、シャーシ、ボディー、シートまでを時間軸で有機的につないで運転者や同乗者の骨盤や脊柱の柔軟性を活かして頭を安定させ乗り心地を良くするという。
人間は背中からの筋肉と骨盤から筋肉がすべて第三腰椎につながっており、ここがピボットとなって姿勢を安定させ、座った時に勝手に第三腰椎が固定されるシート形状とすることで骨盤を立てて脊柱のS字カーブを維持し、足の代わりを車が担うようにしているんだとか。
実際に座ってみると、あまりに自然すぎてよくわからない。
リアシートは人間仕様ではないみたい。
足元はアクセラスポーツよりわずかに広くなった?
ただ、ルーフが絞り込まれていることもあり頭上空間は狭く、視界もあまりよくない。
メーターは中央がTFT液晶ディスプレイで、タコメーターと水温計・燃料計は物理針。
通常、中央のディスプレイにはアナログ式のスピードメーターが表示されてます。
イグニッションONで針がスイープして、中央にMAZDA3のロゴが出る。
オートエアコンの操作パネルもコンパクトに。
今や珍しくなったDVDプレーヤーのスロットも。
マツコネのディスプレイは横長の8.8インチですが、上下方向に小さく感じる。
マツコネの操作ダイアルの質感は良くなり、サイドブレーキも電動に。
ただ走ってみると、なんか加速は鈍いしパワーが物足りなく感じた。
同じ1500ccのキューブの方がいい加速をするような気がしてスペックを見てみると、キューブはCVTで109馬力/148N・mでピーク回転数もほぼ同じですが、MAZDA3の方が160kgほど重たい。
まあ、比べないとわからない程度ですが、1.5Lだとかなりしっとり走ります。
でも、足回りは抜群にいい!
スカイアクティブ以降のマツダの足回りは、国産車とは思えないぐらいちゃんと曲がるし。