下北半島から『むつ湾フェリー』で陸奥湾を横断して津軽半島へ
大間崎を後にして、下北半島から陸奥湾を渡って津軽半島へ向かいます。
陸路で陸奥湾をぐるっと回るのではなく、下北半島の脇野沢港と津軽半島の蟹田港を結ぶむつ湾フェリーでショートカット。
脇野沢港には、フェリーに乗るためにやって来た乗船客向けの大きな看板やわかりやすい建物がなく、国道から折れて「こっちでええんかな?」とおそるおそる入っていくと、喫茶店のような建物に乗船券発売所の文字を見つけて安心するという。
予め公式HPからWEB予約してたので、車検証入れを持って窓口へ。
ところが、車に付いている車検証入れには車検証はなく、レンタカーを借りた時に渡されるバインダーの方に入ってた。
レンタカーでフェリーに乗る時は要注意ですな。
ヤリスは4m未満なので、運転者1人分込みで8.900円と、同乗者1名1,950円。
出港30分前を切った頃、蟹田からやって来たフェリー「かもしか」が到着。
車両甲板ハッチが開く様子は、なんだかサンダーバードみたいな。
車で乗船するのにも特に並ばされることもなく、適当に近くへ行ったら一番乗りだった。
別途500円で利用できる特別室もありますが、この便では誰も利用してなかった。
発券したこの便の乗船券を全て改札したからか、定刻の15:30を待たずして5分前にハッチが上がり出港。
この日はかなりの強風で波が荒く、船に波が当たると ドン!という音とともに波しぶきが高く舞うほどで、周期の長い揺れは船酔いを誘いがち。
GPSで現在地を見てましたが、携帯の電波はずっと入ってました。
16:27、蟹江港へ。
ホントは接岸の様子を見たかったんですが、いかんせん一番に乗船して最前列に止めてるので、早めに車へ戻らなければなりません。
ハッチが開いたら一番に下船。
鉄路や空路に比べて機会が少ない船路ですが、たまに乗るとテンション上がる。
特に、離岸接岸の連携プレーや車両甲板のハッチ開閉は見ていて全然飽きないし、軽油が混ざったような独特のにおいは、ほぼアロマ。