本州最北端の地、大間崎へ行く
下北駅からレンタカーで下北半島を北上、大間崎にやってきた。
ここ大間崎は本州最北端の地。
石碑の向こうには、津軽海峡沖合約800mに浮かぶ弁天島と、そこに建つ大間埼灯台が見える(灯台は「埼」の字を使うらしい)。
実は大間崎には、およそ26年ぶり2回目の来訪。
前回は、当時の上司(取締役)と二人で「車で行ける最北端まで走ろう!」と交代で運転して、最北端の地を示す碑で写真を撮ったらすぐ帰路につき、往復35時間ぶっ通しで走ったな。
あれから文明が発達し、今回はGPSを見ながらできるだけ最北端に立ってみることに。
石碑の根元に埋まってる方角を示すタイルや、GPSで緯度経度をチェックしながら歩いてみると・・・
潮の加減で行ける場所は変わってしまいますが、今回行けた本州最北端に立つ。
波で濡れてる場所が、陸と海との境目ということに。
大間といえば、大間のまぐろ!
津軽海峡で一本釣りで獲るクロマグロは大間の名物ですが、そんなクロマグロ一本釣りのオブジェ。
本州最北端のみやげ屋があったんですが、中をのぞいたらあまり良さげなものがなかったので買わずにスルー。
そうこうしてるうちに、下北駅から来た佐井行きの路線バスが到着。
他にもいくつか石碑があり、これは石川啄木の歌碑。
石川啄木の歌碑って、全国のゆかりの地にありがち。
天童よしみが歌う「みちのく慕情」の歌碑。
歌詞に「大間崎」って入ってるから歌碑があるんでしょうか?
津軽の演歌ならやっぱり石川さゆりの津軽半島冬景色の方がメジャー級ですが、作詞の阿久悠が「竜飛岬が北のはずれ」と広めてしまったせいで竜飛岬が有名になり、真の最北端である大間崎の影が薄くなってしまったのはいたたまれない。
本州最北端の大間崎、次はいつ来れるだろう?