青森の郷土料理がうまい!『助六』@青森駅前
青森市内のホテルにある居酒屋では満足に晩ごはんが食べられなかったので(記事)、ホテルを出て青森駅方面へ歩いて行くと、壁に日本酒の酒樽が貼り付いた「郷土料理」と書かれた店があったので、入ってみることに。
炭火焼鳥と郷土料理『助六』。
青森駅から伸びる大通りを歩いていると人通りは少ないのに、いざ店をのぞいたら満席!ということが多かった。
青森じゅうの人が店に入ってんの?と思うくらい。
この助六には残り1席でギリ入れましたが、その後は満席で断られてました。
どうやら、どの店もコロナ対策で収容人数を半分程度に制限してるっぽい。
席に着いて、運ばれてきた3種類ものお通しにビックリ!
きゅうりの浅漬け、ゆでたまごのソースがけ、大根おろしの揚げ玉乗せがセットになって一人分。
これだけで十分飲める。
お通しの値段は390円(税別)でした。
特に、揚げ玉をまぶした大根おろしにしょう油を少し垂らして食べたら、かなりイケててまたビックリ!
これは家でも出来そうと思ったけど、もしかしたら、津軽の大根は厳しい寒さに耐えられるようたくさん糖分を蓄えてるとしたら、大阪の大根ではこの味の深さは出せないかも?!
ご当地B級グルメの全国大会 B-1グランプリの常連でグランプリも獲ったこともある郷土料理 八戸せんべい汁鍋。759円也(税込)。
見た目はしょうゆベースの寄せ鍋のようですが・・・
割ったせんべいがメイン具材!
せんべいといっても、鍋の具にすることを前提に作られた専用のせんべいで、鍋で煮込んで食べるともちもちな食感でかなりイケる!
さすがグランプリを獲るだけあるな。
これも青森の郷土料理、元祖 貝焼き味噌。759円也。
ほたての貝殻を器にして、貝柱とネギが混ざった味噌味のふんわり溶き玉子焼き。
これは酒が進むわ~ ノンアルコールビールやけど。
佐井村の天然もずく酢。539円也。
太めのもずくは歯ごたえが気持ちよく、普通のもずくとは食感が全然違ってかなりウマい。
十和田の長芋から揚げ。759円也。
名前の通り、見たまんまの長芋のから揚げですが、から揚げの衣感は弱めで、塩をつけてシャキシャキ食感の長芋を堪能。
晩ごはん2軒目なので十分お腹いっぱいになったんですが、お会計を頼んだら、シメに鶏スープ、鶏にゅうめん、鶏茶漬けの中から1品無料でいただけるそうなので、鶏茶漬けをオーダー。
薄味なのにダシが効いていて、優しい味わいのスープはシメにちょうどいい。
青森県には「青森といえばこれ!」というメジャー級の名物グルメがないのですが、ホームラン王はいなくてもアベレージで勝つ野球みたいに、素材で勝負する郷土料理が全般的においしくて、結果、青森グルメにハマってしまったという。
炭火串焼 助六 青森駅前アウガ隣店
青森市新町1-6-25
営業時間 17:00~24:00(定休なし)
*コロナ感染防止のため営業時間が変更される場合があります*