青春18きっぷで鈍行旅行 ~その2~ 伊勢鉄道に乗る
青春18きっぷで名古屋へ行き(記事)、お目当てのなごやめし「矢田とん」を食べたら(記事)、早々と帰路へ。
大曽根駅からJRで名古屋駅まで戻り、帰りは関西本線まわりで大阪へ行くことに。
名古屋駅13:07発、快速亀山行き。
ホームへ行くと、すでに列車を待ってる人の長い列が出来てしまっており、しかも、列車は2両編成なので座れないのはもちろん、混雑必至。
さすが在来線を冷遇するJR東海だけある。
ところがところが、ドアが開いて乗客たちがなだれ込むと、うまい具合に席を確保できて、ラッキー♪
名古屋駅を発車すると、早朝からの移動の疲れかすぐに眠ってしまうzzz
目が覚めると、ちょうど四日市駅あたり。
南四日市駅では、山九所有のスイッチャー(貨物の入れ替え用ディーゼル機関車)が止まってた。
DB25とDB20。
大阪へ行くにはこのまま亀山へ行った方がいいんですが、帰りがけに伊勢鉄道に乗りたいと思ったので。
伊勢鉄道は、関西本線の四日市方面と紀勢本線の津方面をショートカットするためにつくられた国鉄伊勢線を第三セクター化された路線で、主に名古屋と紀勢方面を結ぶ特急南紀や快速みえが通過しています。
関西本線から紀勢本線へ入るには、一旦内陸の亀山駅を通らなければなりませんが(青線)、伊勢鉄道をショートカットすれば(赤線)、距離も時間も短縮できる。
伊勢鉄道のホームは盛り土の上にあるので、JRのホームから伊勢鉄道のホームへ行くには階段を上がらなくてはなりません。
まわりより高い位置にあるので見晴らしはいいのですが、一面田んぼの長閑な景色。
電化はされていないものの一部は複線化され、ほとんどが高架で急なカーブもない幹線級の線路。
中瀬古駅から先は単線ですが、複線化のための用地やトンネルも準備済。
伊勢鉄道の普通列車のほとんどがJR四日市駅まで乗り入れています。
中間改札はないので、列車を降りる時に運賃を払ったあと、JRの改札を出るための精算券を渡される。
次の列車まで少し時間があるので、一旦改札を出て時間をつぶします。