魑魅魍魎が跋扈するJR境線に乗る

 乗り物@鉄道(JR), おでかけ@中国地方JR西日本,鳥取県

今回、車で米子へ来た訳ですが、やっぱり鉄分も補給しておかなければ!という訳で、JR境線に乗ることに。

JR境線は米子駅から境港駅まで弓ヶ浜半島を貫くように伸びる路線ですが、スケジュールの都合もあり、米子駅からではなく米子空港駅から境港駅を目指します。


米子空港駅は、米子鬼太郎空港の第3駐車場(無料)に隣接しており、空港利用者はもちろん、パーク&ライドでJRを使うのにも便利。

ホームの隣が駐車場。

無人駅ですが駅舎はきれいで、券売機もある。

境線は駅数は多い割には距離が短いので、米子駅まで9駅あるけど運賃は240円。

境港駅までは190円。

国際線も就航している空港の接続駅ですが、単線で1面1線のホーム。

上り下りとも、毎時1~2本、40~60分間隔。

ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるが境港出身ということで、境線には”鬼太郎列車”としてキャラが描かれた列車が走ってたり・・・

駅のベンチにねずみ男がいたり・・・

各駅に妖怪の名前が付いてたり、鬼太郎とのコラボがすごい。

やって来たのは2両編成のキハ47。
前面にこなきじじいが描かれた「こなきじじい列車」。

外側だけでなく、車内にもこなきじじいや鬼太郎キャラがたくさん。


米子方には「砂かけばばあ列車」。

もちろん車内は砂かけばばあがメイン。

今風に”砂かけBBA”と書いてもいいかな?

クロスシートには、砂かけばばあと写真が撮れるようなフォトスポットも。

天井にも妖怪たちが。

車内放送も鬼太郎や目玉おやじの声ですが、ただ、昭和生まれの世代には馴染みのない方の鬼太郎の声。

境港駅に到着。

別名、鬼太郎駅。

境港駅は1面2線のホームを持つ鳥取県最西端の駅。

改札口には「ようこそ妖怪の国へ」のメッセージ。

鬼太郎、ねこ娘、ねずみ男のベンチが並ぶ。

境港駅の駅舎は灯台のような形。

駅前には、水木しげるのオブジェ。

駅から伸びるいろんな妖怪のオブジェが並んでいる水木しげるロードは観光スポットではありますが、乗ってきた列車で引き返すので再び駅へ。

境港から190円の切符を買って米子空港駅へ。

米子空港駅へ戻り、再び境港行きの列車を待っていると、やって来たのは「ねずみ男列車」。

結局、今回は鬼太郎列車を見ることができず。

駅や列車などそこらじゅう妖怪だらけ、魑魅魍魎が跋扈しています。