鳥取県にある縁起のいい名前の神社、金持神社へ行く
この前、会社で片付けをしていたら、鳥取県にある金持神社の絵馬が出てきた。
名前を見ただけでどんなご利益があるのかがわかりますな。
馬の絵が書いてあって色褪せ具合から察するに、たぶん1周前の午年のものかと。
絵馬って持って帰ってええんかい?と思いつつ、しゃーないんで金持神社へ納めに行くことに。
鳥取県日野町の金持という場所にある山の中の小さな神社で、国道181号線沿いに無料駐車場がある。
S560で行くと、なんだかすでにご利益いただきました感も。
この階段の石が斜めになっているものが多く、上り下りは足元に要注意。
裏へ回ると、絵馬を掛けるところと古札を納める場所。
持参してきた絵馬を納める。
一応、私も商売繁盛を願って絵馬を奉納。
手作り感満点のまねき猫の絵馬。
神社の周りは木々が生い茂り、まさに森の中へ来たみたい。
こういう雰囲気の場所を、俗に”パワースポット”と呼ばれたり。
鳥取県の銘木100選にも選定されている銘木ということで・・・
この金持神社、名前にあやかって参拝者が続々とやってくる。
ただ、期待がほぼお金一本なせいかみんな必死すぎるようで、境内のあちこちに小銭が置かれていて、手水の中にまで小銭が入れられていたり、前のめりになりすぎた参拝者のお行儀が良くない様子もちらほら。
さすがにコインが入っている手水はよう使わんので、龍の口から出てる水を直接受けてお清め。
鳥居の下で記念撮影しようとするけれど、ただ普通に鳥居を入れるだけでなく「金持神社」の文字も入れたいがためになかなかアングルが決まらず、後ろから参拝者が来てるのに我がもの顔で記念撮影したりとか。
君ら、そんなんでご利益を授かろうなんて、考えが甘いんじゃないの?
駐車場の隣には日野町観光物産館と書かれた売店があり、金持神社にちなんだグッヅが売られていますが、観光資源にもなってるようでちょっとビジネス臭も感じたり・・・
また、駐車場の脇に大きな岩が置いてあるんですが・・・
その説明書きを読んでビックリ!
金持と書いて「かねもち」と読むかと思いきや、なんと「かもち」と読むんじゃないか!
ということは、金持神社も「かもちじんじゃ」というのでは?
さっき見た神社の解説に、神社の名前にふりがなが振られていないのもそういうことなのか?
まさか、参拝者が金持ちになるんじゃなくて・・・(以下自粛)
宮沢賢治の注文の多い料理店みたいな?!
由来を読むとどうもこの地域の氏神様のようで、ま、名前に肖れるかどうかは貴方次第、ということで。