第4回PTA連合協議会役員会
台風一過の今日、PTA連合協議会の第4回役員会でした。
前回、夜10時過ぎまでかかってしまった反省から、今日の目標は、
夜9時までには終わる!
そんな目論見に水をさすかのように、今日も役所のいろんな部署から
「会議の冒頭にちょっとお時間をください」
と要請が。
前回これでかなり時間を食ってしまったので、今日は厳密に時間の割り当て。
ちょっとだけ、ちょっとだけ
が、何人も来ると結構な時間かかるし。
事前に役所の事務担当M男と要請の内容を吟味、冒頭に時間を取る案件は3件に絞り、所要時間30分と見積もる。
今回漏れた案件は来月まわし。
最初に教育委員会から。
教職員の休憩時間確保について全保護者に手紙をまく旨の説明。
市立小中学校の教職員は多忙を極めていて、朝出勤してからほとんど休みなしに残業までしており、途中に休憩時間をきちんと確保したいので、手紙を配るらしい。
その手紙の内容を抜き出すと・・・
児童生徒の健やかな発達はもとより、教育課程と学校運営の円滑な推進を目指して取り組んでおりますが、現在、教職員につきましては教科指導をはじめ、生徒指導、校務等、多忙を極めている状況であります。
教職員の健康、福祉の観点から、労働基準法では、「使用者は、労働時間が6時間を越える場合においては少なくとも45分の休憩時間を与えなければならない。また、その時間帯は自由利用させなければならない。」と規定されています。したがいまして、教職員は、疲労回復を図ることや、買い物・食事等で外出することも認められています。
つきましては、保護者の皆様におかれましては、休憩時間の趣旨をご理解いただきますとともに、今後とも学校教育活動にご支援賜りますようお願い申し上げます。
まあ、先生に休憩するなとは思ってないので別に手紙をまくのは構いませんが、この内容では恐らく保護者から引かれるやろな、と思う。
このテの手紙を出すと、
我々も休みなしで働いてるわ!
とか
民間はもっときびしいんや!
とか
ええ給料もらっといて何ぬかす!
などという声があがるのは容易に想像できる。
私個人的な意見を述べると、
わざわざ波風立てんでもええのに
と思う。
まあ、この手紙を出したからといって、
ハイ、只今休憩中!
と言って一切取り付く島がない先生も出ないでしょうが、結局、保護者にどうして欲しいのかといえば、『休憩時間の趣旨をご理解いただく』ことらしい。
まわりくどいことツラツラ書いて、結局何が言いたいのか、何をして欲しいのかサッパリわからん。
新社会人向けの研修だったら0点だぞ、この文章。
我々PTA役員は先生と関わる機会が多いので、毎日休む間もなく仕事してるのも知ってるし、モンスターな保護者や手に負えないクソガキ相手に疲弊するのもわかる。
ただ、教職員のみにあらず公務員全般に言えるかもしれないけど、やたら法律だ権利だと言う。
これは一見正論を言ってるようで、実はいらん反感を買っている。
結局、休憩時間を確実に取るのが目的なんだったら、労働基準法なんかを出さずに、むしろ『せめて45分の休憩はちゃんと取らせてください』みたいに情に訴えた方が、少なくとも反感は買わないんじゃないの?
役員会の議題は、東日本震災義援金、各委員会の活動報告と予定などなど。
最後に府Pとの関わりについて。
4月以降、府Pとの関わりについていろんな方のご意見を参考にしながら熟考しました。
その結果、府Pとはこれまで通りの関係で行く、という結論に達しました。
決め手になったのは、やはり震災。
いざ広域な災害が起こった場合、我々市Pレベルでは手に負えないし、支援窓口はやはり府県レベルのPTAになる。
もしそこから抜けてしまい、いざ災害が起こった場合に自分たちだけで身動きが取れず、復旧復興が遅れるようなことになれば責任取れない。
問題点は、市町村PTAが期待していることと府Pの活動内容に開きがあることなので、こちらの要望を伝え、期待する府Pになってもらうよう努力していただくことで様子を見る。
但し、日Pに関してはいまだ不信感は拭えきれていないので、引き続き検討することに。
という訳で、府Pの話はここで一旦線引き。
議事を全て終えて散会したのは午後9時3分。
惜しくも目標より3分オーバーしましたが、ほぼ予定通りに会議を終えることができた。
二学期もいろんな行事が目白押し。
当分バタバタしそうな感じ。