PTA研究大会は携帯電話の話
昨日は、PTAの研究大会がありました。
研究大会っちゅーのは何をするかよく知らないけど、ざっくり言うと保護者向けに何かためになるようなことをやりましょう、ってことじゃないのかな?
毎年、輪番で研究大会の開催校が回ってくるんですが、今年の開催校のPTA会長さん、事前の準備段階でかなーーりテンパってるみたいだったけど。
テーマは、中学生と携帯電話について。
大学の先生の講演は、ものすごく為になる話でした。
今どきの中学生も携帯持ってるのはあたりまえ、特に女の子はブログやプロフをしてる子も多く、そこで被害者になったり、知らない間に加害者になったり。
じゃあ、子どもらがプロフのアドレスをどこで知るかというと、マンガの裏表紙にプロフ業者の広告がびっしり。
さらにそこには、『他の学校の子と友達になろう!』と子ども心をくすぐるようなキャッチコピーが並んでる。
そこに名前や顔写真、学校名なんかを平気で晒し、その気になれば簡単にその子を探せる状態。
しかも当の本人たちは、プロフの利用者のほとんどはオッサンであることを知らず、無料でプロフを利用できるのは業者がサービスでやってると本気で思ってるらしい。
メールのルールもかなり厳しく、返信の早さが友情の深さ、3分以内にメールを返さないと村八分になるので、おちおち寝ることもできないとか。
なかなか興味深いお話でした。
でも、私はすでにこの辺の事情は知っていて、実際にウチの中学校の生徒がやってるブログもだいたい見ています。
名前や写真、学校名にクラス、出席番号、テストの点数や担任の先生の悪口まで書かれた彼女たちのブログを校長や教頭に見せたら、かなりビックリしてました。
そらそやな。
でも、知らないのは大人だけでっせ!
しかし、ここには彼女たちの本心が書かれているので、何か事が起きていないかを中からチェックして、ここでは泳がしてる方がいいんだよね。
そんなこんなで、今回の研究大会はかなり為になったと思います。
開催校のみなさま、お疲れ様でした。