PTA中学校ブロック研究大会
先日、PTA中学校ブロック研究大会がありました。
ブロック会の行事としては今年最大のイベント。
毎年輪番で各校回ってますが、担当校に当たるとすんごく大変。
準備諸々お疲れ様です。
PTA会長と各校の校長先生は来賓なので、校長室に集合して開始時間まで待機。
開始時間が近づいてくると、来賓は会場へ案内されます。
私はブロック長なので主賓扱い。
舞台から後ろを向いて座ります。
なかなかこのアングルで写真を撮るヤツはいないかも?!
でも、もれなく付いてくるのが開会に先立ちあいさつ。
ブロック研究大会では各校ごとに2列に座席が割り振ってあり、先頭に校長先生とPTA会長が座って、その後ろに各校からの参加者が座ります。
各校からの参加者はたいていPTA役員か動員が掛けられて来た方ですが、学校ごとに列を作ってるので、どの学校から何人くらい来てるのか一目瞭然。
そこで、事前に各PTA会長さんに、
後ろにどれくらい座ってるかで、会長の人気がわかるんですよ!
とプレッシャーを掛けときました(笑)
それが功を奏したのか、今年はたくさん参加していただきました。
みなさん、変なプレッシャー掛けてすみませんです。
その後、大阪府下某小学校の現役の校長先生から、子ども・家庭・学校・地域の関わりについて、体験談を中心にお話をいただきました。
その中で印象的だったのは、
話すことは聞いていないが、やることはしっかり見てる
という言葉。
これは自分の子どもに対してもそうだし、管理職として若手の先生の育成でも同じことが言えると聞いて、ものすごく共感した。
仕事の中でやって欲しいと思うことがあったけど、それを「やれ」とは言わずに自分が実践し続けたところ、一人、また一人とやってくれる人が増えていったことはすでに経験済みなもんで。
ある程度まで増えそれがマジョリティとなると一層加速が付き、最終的に”あたりまえ”になる。
もう一つ、ありがちなことですが、
つきっきりでなく、ある程度本人にまかせる。
手を離して目を離さず
これも育児だけでなく仕事でも同じことが言える。
親なり上司がやった方が、早く確実にできるので楽なんです。
しかし、子どもや部下は一向にできない。
そのくせ、
自分の子ども(部下)は何もできない
と嘆いている。
老子の言葉を引用すると、
魚を捕ってあげれば、子どもを1日食べさせることができる。しかし、魚の捕り方を教えれば、子どもは一生食べていくことができる 。
なんですな、やっぱり。
これは自分自身反省するところでもある。
今年も大変有意義な話をいただくことができた研究大会でした。