東京出張からの帰路、新幹線が運転見合わせ

 乗り物@新幹線,出張@国内,記事リンク有

今日は東京出張だったんですが、東京からの帰りの新幹線でちょっとしたアクシデントが。

帰りの新幹線は、ひかり531号。


ひかり531号は、東京行きこだま668号の折り返し列車ではないかと思い、車内清掃の時間を考えると発車時間ギリギリまでホームで待つことになるだろうから、車中で食べる食料(もちろんビール付き!)をゆっくり調達して発車5分前にホームへ上がると、すでに乗車扱いが始まっていた。

折り返しじゃなかったんかなぁ?

でも、ピンクの衣装の掃除のおばちゃんたちがぞろぞろと階段の踊り場から秘密基地に入ってったしなぁ。

ま、どっちゃでもええか。

編成を確認すると、N700A、G8編成。

N700Aには何度か乗りましたが、グリーン車に座るのは今回が初めて。

N700系Z編成とは、モケットのデザインが変わってる。

じゅうたんもまだフカフカ。

N700Aの背面テーブルにはダンパー?が付いてるのか、テーブルが下がり切る手前で動きがゆっくりになるので、バタン!と倒されて不快になることはない。

背面のモケットの色がZ編成よりもやや明るい茶色ですが、なんだか色褪せて白化したようにも見える。

今年3月に車内のミュージックサービスが終わり、Z編成のひじ掛けの操作盤は上からシールみたいなものが貼り付けられていますが、G編成では樹脂製のフタが付いていた。

ひじ掛け下のテーブルのフタも若干分厚く、こちらもダンパーでゆっくり収納される。

さて、ひかり531号は19:33 定刻に東京を出発。

毎度おなじみ、東京駅の魚がし日本一で買ってきた特上にぎり(1500円也)をアテに、ビールでのどを潤す。

寿司を食べる用意をしてると、すぐに品川に到着。

いっただっきま~す!

と、1貫2貫つまんだところで、車内放送が・・・

只今、三島-新富士間で非常に激しい雨が降っているため、この区間の運転を見合わせております。

運転再開まではしばらく時間が掛かる見込みです。

な、なぬー!(;゜0゜)

ゲリラ豪雨だけだったらしばらく待てば運転再開するだろうけど、大雨が原因で川が増水したり、ヘタすりゃ土砂崩れとか線路が冠水したりすると絶望的。

雨が止んで何事も起こらないことを祈りつつ、とりあえず食べかけの寿司を平らげ、その後トイレと長期戦に備え水を確保。

まあ、初めてのN700Aのグリーン車だし、水曜日とあってか前後と通路向かいは空席だし、少しぐらいゆっくり帰ってもええか、という気分。

私が乗るひかり531号は、品川駅の23番ホームに停車中。

向かいの24番線には、先行ののぞみ127号が停車。

反対の東京行きホームには、21番線にこだま670号の700系が止まっていて、その後、22番線にのぞみ40号が到着。

N700系なので、行先表示にのぞみ40と表示されている。

向こうのグリーン車にも何人か乗ってましたが、しばらくすると全員降りて行った。

東京駅へ入れなくなり品川で運転を打ち切ったのか、いつ動くかわからないまま待つより在来線へ行ってしまったのか?

やはり品川駅は作って良かったみたい。

足止めされること約20分、20:00頃になって、雨足が弱まってきたので先行列車より順次運転を再開しますとアナウンス。

運転再開キター!( ゚∀゚) 

すぐに、向かいに止まってたのぞみ127号が出発していった。

次は自分たちの番!

と思ってたら、なんと

熱海-新富士間で非常に激しい雨が降り、運転を見合わせます

とアナウンスがあり、発車できず。ガックシ orz

結局、20:15頃に雨足が弱まったとのことで、品川駅を発車。

但し、運転再開はするけれど、しばらくは徐行するという制限付き。

品川駅を出ると、品川駅に入れずに手前で止まってる上り列車が数珠つなぎになってるじゃないか!

先行列車からほとんど間隔を開けず次の列車が止まっていて、さらに次の列車も。

こちらも動いているとはいえ、体感速度120km程度。

時計を見ながら計っていると、1分間に3~4列車、最短で15秒おきにすれ違う。

東海道新幹線の1閉塞は約1.6kmだから、止まっている対向列車と15秒間隔ですれ違うには先行列車との間隔は500mしかないので、無閉塞状態で詰めていなければならないってことになるはず。

特に三島駅の手前では、黄色い行先表示を点灯させたN700系2本と続けてすれ違い、さらに待避線の700系こだまの横をN700系のぞみが徐行して通過。

三島駅の下り側にある待避線には2列車が停車、その横をもう1本通過列車があった。

新幹線が渋滞、を通り越して、もはやカオス状態。

こちらは静岡駅に停車しますが、駅の手前で一旦停止。

再び動いて静岡駅ホームへ。

この時点で約45分遅れ。

静岡駅に停車中、通過線をゆっくりと700系が通り過ぎ・・・

 

ない!

 

なんと、東京方向に座席を向けた回送表示の700系が、通過線に停車。

そして、その前に割り込むように我々のひかり531号は静岡駅を発車。

ということはこの回送列車、どこからかは知らないけれど、我々のすぐ後ろをピッタリついて来てたってこと?

この列車のやり繰り、全てCOSMOSが計算したんでしょうか?
(COSMOSって何?という方は、ウィキペディアでどうぞ

その後は少しずつ速度も上がっていく。

今、何キロぐらいで走ってんのかな?

と考えてると、ふと思い出す!

この前、青春18きっぷを使って高松へおでかけした時(記事)、たまたま乗り合わせた某高校の鉄道研究会のメンバーに教えてもらった速度計アプリ。

これをダウンロードしてみることに。

GPSを使っておおよその速度がわかるアプリですが、鉄研が勧めるだけに精度は高そう(真偽の程は不明)。

アプリによると時速267km、すでに徐行は解除された模様。

270km/hを超えATC頭打ち速度ギリギリまで出して回復運転中?

こういう時にこそ、N700Aの定速運転装置が役に立つ!

普段は、三河安城を通過すると

只今、三河安城駅を時刻通りに通過しました

とアナウンスがありますが、さすがに遅れまくっている今日はこのアナウンスはなかった。

個人的には、下りの三河安城通過と上りの小田原通過のアナウンスは要らないと思ってるんですが、やっぱりアナウンスしなくてもいいんやんか!

駅の停車には、ATCブレーキで減速します。

その様子もアプリで見てたら面白い。

デジタルATCになったとはいえ、やはり段階的に減速していく。

170km/hまで落ちれば一旦ブレーキが緩解する様子も見えて楽しい。

次の120km/hでも一旦ブレーキが緩み、その次は70km/h・・・

と思ったら、70km/hを下回ってもそのまま減速し続け、30km/hを過ぎても惰行せず。

ゆるゆると進み、ついに名古屋駅の手前で一旦停止。

脇を在来線に抜かれる。

再び加速すると、名古屋駅へ入線。

22:00、名古屋駅を40分遅れで発車。

その後も回復運転をしたものの、新大阪には35分遅れの23:01に到着。

新大阪の案内板を見ると、ひかり531号の下にのぞみ259号の表示がある。

通常、ひかり531号の7分後にのぞみ259号が新大阪に到着するので、当然、着番線は違う。

ところが、ひかり531号の降車扱いを終え引き上げた後、同じホームにのぞみ259号が来るとなると、のぞみは相当遅れてるみたい。

のぞみ259号は東京を定刻20:00発。

19:40には運転見合わせをしてたので、東京駅に入れなかったのかも。

ちなみに、JR東海のサイトを見ると、一部の列車に遅れが発生しています、とあるけど・・・

恐らく全ての列車が遅れているはずで、”一部の列車”が多すぎるやろ!

まあ、帰る時間が遅くなった程度でそれほど影響なく済んで、不幸中の幸いかな?

 乗り物@新幹線,出張@国内,記事リンク有

Posted by Hepporon