宮崎空港から特急にちりんで延岡へ
ソラシドエアで宮崎空港に到着後(記事)、JR宮崎空港駅へ。
階段も屋根も駅名を書いた看板も全てグレー系で目立たないので、階段の段差に赤と黄色でJR宮崎空港駅と書き足したような。
宮崎空港駅は高架駅ですがターミナルビルと建物内でつながっておらず、一旦ターミナルビルの外に出てからエスカレーターかエレベーターで改札へ上がります。
ただ、エスカレーターは上りしかなく下りのエスカレーターはないので、宮崎空港駅で降りてターミナルビルへ行くには、駅によくある車椅子用のエレベーターか階段で下るしかありません。
スーツケースがあればエレベーターで下りることになりますが、列車の到着とともに乗客全員が降りるので、エレベーターに1回で乗れなければ乗れるまで待たなければなりません。
改札はビル3階程度の高さがあり、スーツケースを持って階段で下りるのもしんどいし。
空港駅なのにどうして下りのエスカレーターがないんですかね?
乗車前に、e5489で予約した特急券と乗車券を発券しなければなりません。
宮崎空港駅にはみどりの窓口とみどりの券売機が1台ありますが、駅員が改札に立つときにはみどりの窓口は閉まっており、みどりの券売機1台に利用者が集中するため結構並びます。
例えそれが2人しか並んでいなくても、1人が掛ける時間は近距離用券売機よりも長くなる。
という訳で、宮崎空港駅では乗車、降車どちらにせよ、他の駅より時間に余裕を持つ意識があった方がいい。
現在のにちりんは787系が使われています。
ダークグレーで無骨な印象のあるデザインは、どことなく蒸気機関車や弾丸列車の雰囲気もあってカッコいい。
元々、特急つばめとして鹿児島本線を走ってた787系は、九州新幹線の全線開業後に九州各地へ転用されても AROUND THE KYUSHU のマークに付け替えて一線級に活躍してます。
父の故郷が大分で親戚も宮崎にいるので、私も子供の頃にちょくちょく大分へ来て、にちりんで宮崎へ行くのが好きでした。
1980年代前半ににちりんに乗った時は583系だった。
今は787系になり、ヘッドマークがなくなってしまったのはちょっと寂しい。
国鉄時代から車両も運転区間も乗客数も変わってしまったにちりんですが、少なからず思い入れもあるんですよね。
話は今の787系に戻り、普通車は大阪のオバハンのような柄のシート。
どの車両でも、客室にあるLED案内板の仕様に時代を感じがち。
14:19、宮崎空港を発車したにちりん12号は、雨で増水した大淀川を渡り宮崎へ。
ここで、羽田空港のサテライトでもらった『やまや』のうまだしおにぎりせっとを食べる。
出汁が効いたおにぎりと、やまやらしく炙り明太子、味が濃い目の唐揚げ、つくね、玉子とか。
おいしくいただきました^^
日向市駅が高架になっていることに驚きつつ、駅周辺も再開発できれいになりTRIALも出来ていてさらにビックリ!
当時、宮崎側の隣駅は南日向駅で、今の財光寺駅はまだなかった。
駅名標の向こうにあるユニードが懐かしい。
昭和57年当時の延岡駅の駅名標には、廃止前の高千穂線の西延岡駅も書いてある。
貨物入換用のDE10に代わって導入されたJR貨物のディーゼル機関車、DB500-53。
ホームからにちりん12号をお見送り。
延岡駅からはレンタカーで大分県を目指します。