ETC通勤割引って意外とややこしい?
何気にクレジットカードの明細をチェックしていると、6月のアコードワゴンクラブ関西オフに行ったときの高速料金の請求がありました。
そこには「ETC通勤割引」とあり、通常2,100円のところ1,700円と400円安くなっていました。
そ~いえば、行きは朝9時前に高速に乗り、帰りは夕方6時すぎに降りたので、通勤割引が適用されたのですね。
この「ETC通勤割引」ってよくわかってなかったので調べてみると、割引率50%とあるではないですか。
「ん、半額なら1,050円とちゃうんかい?」と思ってたら、『東京及び大阪の大都市近郊区間は割引対象外』と但し書きが付いておりました。
なので、大阪の近郊区間のマップを見てみると、名神高速は大津ICまででした。
つまり、吹田ICから大津ICまでの料金は割引されないということですね。
大津ICから竜王ICまでは850円なので半額なら425円、端数は24捨25入で50円単位となるので450円引き。なら料金は1,650円ではなくて?
と思ってたら、これまた勘違いが。
『24捨25入』というのは、割引額ではなくて割引後の料金に対するもののようです。
従って、
通常料金2,100円 - 割引額425円 = 割引後の料金1,675円
50円単位の24捨25入で1,700円
となっているようです。
割引額425円のところ端数処理によって割引額が25円切られ、400円の割引になってしまいます。
「50%割引になってないやんけ!」
と憤るのはまだ早い。
通勤割引を案内したサイトをよ~く見てみると、「割引率:約50%」とか「最大5割引」とあります。
この「約」とか「最大」がポイントのようです。
しかし、料金の端数処理って普通、利用者に有利なように切捨て処理をされると思うんですが、いかがなもんでしょう?
ところで、上の近郊区間のマップを見ると、京滋バイパス経由で瀬田東まで書いてあります。
名神瀬田東ICから竜王までは700円なので、半額で350円。
京滋バイパス経由なら350円割引、実際の計算は名神経由の400円割引。
京滋バイパスを走るほうがオトクなんでしょうか?