長崎空港から長崎駅へ行く ~その2~ 大村駅から諫早駅へ

 乗り物@鉄道(JR)JR九州,長崎_20221102

長崎空港から長崎駅へ行く その1からのつづき

長崎空港から路線バスでJR大村駅にやってきました。


駅舎の中は、かつては待合のイスなどが置かれていたかもしれませんが、今はがらーんとした空間があるだけ。

近距離用券売機が1台置いてあるのみで、みどりの窓口は午前中しかやっておらず、訪問時には閉まってました。

券売機で長崎までの乗車券と、諫早から長崎までの新幹線の自由席特急券を買う。

記念に大村駅の入場券も買っておく。

簡易IC改札が置かれてますが、きっぷを買ったのでそのまま通る。

つばめのマークがカッコいい大村駅の駅名標。

列車交換ができる相対式ホームですがお互いの位置はずれており、かつて長崎本線だった名残りなのかホームも長いので、構内の直線部分がすごく長い。

上下線の間に線路がもう1本敷けるぐらいのスペースがある。

長崎行きの普通列車は、JR九州っぽい奇抜なデザインのYC1系。

前面は蒸気機関車を彷彿させる黒で、リベットように見える車体の縁の白い点々にはLEDが埋め込まれている。

前照灯の周りに粒感のあるLED尾灯が囲っているせいでパッチリとしたかわいい顔つきになっており、なんか遊園地の乗り物っぽい。

反対側のホームにも2両編成の列車がやってきて、ここで行き違い。

JR九州の車両は新幹線をはじめ在来線特急や通勤型まで車体にロゴや文字が入りまくってますが、このYC1系もしかり。

車体側面にはデカデカとYC1のロゴや社名とか・・・

YC1のエンブレムも。

YC1の文字とともにローマ字で「やさしくて ちからもち」と書いてありますが、それで「YC1系」と付いてるらしい。

わずかなすき間でもあれば文字を書いてしまうJR九州。

車内もJR九州らしくおしゃれなデザイン。

シートは木をベースに、模様の入った薄いクッションが貼りついているような感じ。

背もたれが高く、ドア付近の2席にはヘッドレストも。

車端部は4人掛けのボックス席になってますが、座席間隔がすごく広い。

ドア付近にある円形のつり棒とそこからぶら下がるつり革は、JR九州の通勤型の特徴。

15:50、大村駅を発車し、大村湾が見えたと思ったら岩松駅に。

停車中に「ゴロゴロゴロ・・・」と図太い音が鳴りはじめ、しばらくすると鳴り止んだので、ずいぶんうるさいコンプレッサーやなぁ と思ってたら、実はコンプレッサーの音じゃなかった。

諫早駅に着いてから気が付いたんですが、大村駅で撮った写真をよく見ると架線とパンタグラフがない。

これ、電車ではなくディーゼルカーじゃないか!

にしても、走行音が電車みたいだったのでうるさいコンプレッサーと勘違いしたけど、YC1はディーゼルエンジンで発電して電気モーターで走るハイブリッド車でした。

車で言うe-Powerみたいな。

だから、YC1エンブレムの下にHYBRIDって書いてあったのか!

「やさしくて ちからもち」っていうのも、地球に優しくて電車みたいに力強く走るってことか。納得。

16:02、諫早駅に到着。

諫早駅のホームには、同じホームに向かい合わせで2本の普通・長崎行きが止まってる。

諫早~長崎間は、長与経由の旧線と市布経由の新線の2ルートあり、新線の方が長崎までの所要時間が短い。

諫早からは新幹線に乗り換えます。

その3へつづく

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