京都鉄道博物館へ行く ~その10~ 気になった展示物いろいろ

 おでかけ@関西京都府

京都鉄道博物館へ行く その9からのつづき

本館の展示物で気になったものをいろいろ。

新幹線の運転指令所にある山陽新幹線のCTC表示板。


実際と同じような動きで表示板の列車が動いてます。

ただ、表示されている列車が少ないので、実際のダイヤではないと思われ。

東海道本線と山陽本線、アーバンネットワーク風に言うとJR琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線のダイヤグラム。

肉眼では追えないレベルの列車がびっしり。

吹田操車場で過去に使われていた操作盤。

信号、ポイント、照明などを全て操作できるという。

レバーがずらりと並んでおり、電気信号で機器を操作できますが、ICなんてない頃なので機械式の回路を収めるためにデカい筐体。

操車場の入換標識の操作レバーや・・・

転轍機の操作レバーとか・・・

ポイントに連動して信号も変わるという。

架線の勉強ができるのも面白い。

架線にどのように電気が流れてどのように戻っていくかもわかりやすく解説。

架線を決まった張力で張るためのテンションバランサ(ばね式)。

おもりで架線を引っ張る滑車形チェン式のテンションバランサ。

「チェーン」でも「チエイン」でもなく「チェン」。

広大なHOゲージのジオラマは、JRの車両だけではなく私鉄の車両も走行します。

夜の様子もカッコいい。

去年の10月に行ったこの時、鉄道遺産の企画展が開催されてました。

SL用の工具が入った道具箱には、パッと見どこにどう使うのかわからないものもあったり。

C53形蒸気機関車の図面がありましたが・・・

すんげー分厚い冊子になっている。

昭和初期の計算機もない時代に、これだけの図面を書いていたことに驚き。

兵庫駅の図面も。

『立面竣功図』って読めなかったよ。

旧余部鉄橋の図面も。

以前、新快速に取り付けられていたヘッドマーク。

これは現役時代に見てたな。

かつて一世を風靡した反転フラップ式の発車案内板。

ハタパタパタ・・・と動く様子も楽しいけど・・・

操作盤のボタンを押して動かすのはもっと楽しくて、誰もいなかったらすーっと遊べる。

出口の建物は、梅小路蒸気機関車館のエントランスでもあった旧二条城駅舎。

色々と見て体験して閉館時間までみっちり見学できました。

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