S560の2回目のフロントタイヤ交換(28000km)
2年前、新車から14000kmほどでフロントタイヤのショルダー部だけが減ってしまいタイヤを交換しましたが(記事)、それからさらに14000kmほど走った今、同じようにショルダー部だけツルツルに。
S560は今年中に手放すので、アラン・プロストのようなタイヤをいたわる走りで何とか持たせたかったんですが、ついにワイヤーが見えてしまい、交換せざるを得なくなりました。
ま、プロフェッサーのマネなんてできる訳ないわな。
今までずっとメンテはヤナセでやってもらってましたが、ヤナセだと盆明けじゃないと交換できないらしく、お盆に遠出する予定があったので急遽、盆前に同じタイヤに交換できるというスタンドでお願いすることに。
このスタンドは場所柄ドイツ車のお客さんも多く、経験も豊富そうなので頼んでも大丈夫かと。
どうせ持たないんだったら、もっと早く交換しておけばよかったと思うのは結果論。
今回は納期優先だったので承知の上でしたが、実は値段はヤナセの方が数千円安かったという。
外したタイヤを見ると、特に左フロントの減りが多くワイヤーが見えてた。
右フロントもワイヤーが出かけ。
メルセデス・ベンツはキャスター角が大きく、ハンドルを切るとバイクがハングオンするみたいにタイヤがロール方向にも倒れるので小回りが利く代償に、片減りが激しい。
S560がリフトアップされてる姿を見るのは初めてだったんですが、ピットに入って下回りを見てもいいと許可をいただいたので観察してみる。
今回はフロント2本だけだったからか、このジャッキアップポイントで持ち上げてた。
さすがアウトバーンを時速200km以上で巡航するだけに、ブレーキローター径も大きめ。
こんなに太いアルミ製のシャシーやアーム、取り付け部分のデカさは、国産車では見たことない。
ドライブシャフトもカバーの中を通っており、きっちり補強も入っている。
リアは、マルチリンク式のサスペンションアームに空力用のカバーが付いてるのはビックリ!
ブレーキホースも金属コイルが巻かれてるし。
いちいち部品がデカい。
アームカバーが付いてる分、整備はめんどくさそう。
マフラーをのぞくと、片側のパイプにバルブが付いてるじゃないか!
このバルブは左右外側のパイプに付いており、もしかしてDYNAMIC SELECT をECOにしたら閉じるとか?
今度確かめてみよう。
もう今は自分でリフトアップすることはしなくなったし、自分の車が持ち上がってるとなんか新鮮。
なんとかお盆前に間に合わせてくれ、しかも作業の様子も見せてくれたお店に感謝。
フロントだけですが、タイヤを交換したらロードノイズが静かになりました。