うどんに隠れた香川県の名物『骨付鳥』を食べる@香川・宇多津
小豆島から高松へ渡ったあと(記事)、自ら「うどん県」と名乗るほど全県挙げてうどんを全面に押し出している香川県の隠れた名物、骨付鳥を食べようと高松市内の人気店へ行ってみたところ、なんと入店まで90分待ち。
そんなに待つのは勘弁ということで、高松市内からこの日の宿泊地、宇多津へ。
宇多津駅前のホテルにチェックインして、骨付鳥を食べようと向かったのは讃岐うどん屋の『塩がま屋』。
実はホテルの1Fにも骨付鳥が食べられる店があったんですが、行ってみると沖縄料理の店。
大阪の人間が香川まで来て沖縄料理はちょっと・・・ということで、3分ほど歩いてここへ。
ちょっと居酒屋的なメニューを勝手に期待してたんですが、やっぱりうどんしかないみたい。
讃岐うどん屋にはセルフのおでんがありますが、この日は午後7時を過ぎてたせいか、おでんはほとんど残っていなかった。
でも、ちゃんとありました、骨付鳥!
先に骨付鳥を食べてからうどんにしようと、とりあえず単品で注文。890円也(税込)。
注文したあとで別のメニューを見ると、骨付鳥はお持ち帰りが出来るそうですが、調理に30分前後かかると書いてある。
これは持ち帰りだから30分かかるのか、それとも店内で食べようが関係なく純粋に調理するのに30分かかるのか、我々も今から30分待たねばならないのかわからないまま時は流れ・・・
30分後にやってきました、骨付鶏。
その間、数少ないおでんを2、3本つまんでしのぐ。
骨付鳥を骨付きのまま出される以外に、食べやすいように厨房で骨から肉を外してもらえる「バラシ」も頼める。
ほとんどのお客さんはバラシを頼んでおり、確かに箸で食べられるので手を汚さずに済みますが、そもそも骨から外したら「骨付鳥」やなくなるやん!
ホクホクに焼かれた肉は柔らかく、タレの味も相まってすんごく美味しい♪
これはもう1つ食べたくなりますが、また30分待つのも嫌なので自制する。
骨付鳥を食べた後にうどんでシメるつもりでしたが、どうもお客さんはそれほど多くないのに厨房が回ってないようで、普通のうどんでも相当時間が掛かっている様子。
なので、念のため注文した骨付鳥が出てくる前にシメのうどんを注文しておいたんですが、骨付鳥を食べ終わって相当待って、ようやくうどんが出てくる。
釜玉うどん。380円也。
釜玉うどんに30分も掛かるのは謎ですが、せっかく香川まで来てイラつくのはもったいないので、忘れられていなかっただけでヨシとしよう。
今回初めて骨付鳥を食べたらハマってしまいそうなぐらい美味しかった。
大阪にも香川の骨付鳥の人気店があるらしく、今度行ってみることにしよう。
讃岐の味 塩がま屋
香川県綾歌郡宇多津町六番丁86-2-15
営業時間: 11:00~20:30(水曜定休)