中学校の入学式
今日は中学校の入学式。
ウチの息子は中学2年生なので関係なく、今日は私が来賓として呼ばれました。
PTA会長の初仕事といえば、入学式のスピーチ。
と思いきや、ウチの学校、PTA会長は新入生代表に花束を渡すだけでスピーチはありませんでした。アララ・・・
せっかく心の準備してきたのに。
準備と言っても、前もって何言うかを考えると考え始めてからずっと緊張してしまうのでセリフをカンペに書いたりはしないけど、だいたいこんな雰囲気で行こうというくらいは考えてました。
本番で披露できなかったけど、もし入学式でスピーチすることになり、どうしようかと悩みながらGoogle検索でたどり着いた方のために、当日私が話そうと思ってた内容をご紹介します。
出来栄えはともかく、3分ぐらいで話せると思いますので、良かったらお使いくださいませ。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
今、こうしてみなさんを見てますと、成長を見越してちょっと大きめのサイズなんでしょうか、制服が歩いているように見えちゃいますね。
でも1ヶ月もすれば、制服姿も様になると思います。
ただ、外見だけではダメで、当然中身も中学生らしくならなくてはなりません。
ここで一つだけ、みなさんにお願いがあります。
勉強やクラブをはじめ、何事にも全力で、一生懸命、必死に取り組んで下さい。
みなさんにお聞きします。
一生懸命なことは、いいことでしょうか? 悪いことでしょうか?
悪いと言う人は、あまりいないと思います。
そうです、いいことなんです。
しかし、そんな一生懸命な姿を嘲笑う人が居てます。
「あいつマジやん」 とか 「必死だな」 みたいに。
何だったら、後ろに(笑)なんて付けてみたり。
必死で頑張ることは、恥ずかしいことでしょうか?
そんなことはありません。
必死で頑張ることは、カッコ悪いことでもダサいことでもなく、カッコいいことです。
必死な人を笑うのは、頑張ることをあきらめた人なんです。
頑張ることをやめてしまい、一人取り残されるのが寂しいので、諦め仲間が欲しいんです。
そんな人の道連れになって、取り残される必要はありません。
もし頑張っていることを笑われた時には、『いつまでもそこで笑ってろ、プププ』と笑ってあげましょう。全力で。
必死で有能な人と、それをただ笑ってるだけの人。
勝負は明らか。
どちらに転ぶかはみなさん次第ですが、ぜひ、3年間の中学校生活、全力で頑張ってください。
校長先生をはじめ先生方も、全力でみなさんの成長をサポートしてくれることと思います。
最後になりましたが、新入生の保護者のみなさま、お子様のご入学おめでとうございます。
この後は適当に保護者のみなさんへお祝いの話をしてください。
なお、この文章を使って万一トラブっても、当方へは何も言わないことを固く誓った上で使ってくださいね。
入学式のあとは、保護者のみなさんへPTAの説明。
ほんでもって、PTA役員で当面の打ち合わせ。
中学校のPTA役員って、ホントみんないい仕事してくれます。
おかげで会長は仕事がなく、ポツンと立ってるだけ。
何とも頼もしいメンバーですよ。
学校から帰ろうとすると、新入生がまだ校門横の『入学式』と書かれた看板の横で記念撮影が続いてます。
一応、整理係の先生が立ってましたが、そんな先生に提案。
来年から看板2枚にした方がええんとちゃいますか?
先生、「ホンマですねぇ」と笑ってました(笑)