進路学習会で高校入試のお勉強
昨日、進路保障会主催の進路学習会がありました。
最近はすっかり慣れてしまった、『開会に先立ちPTA連合協議会会長のごあいさつ』。
だいたい百人ぐらい集まってましたが、最近ではこの程度じゃ少なく感じるように。
挨拶ではいつも事前にしゃべることは一切考えてなくて、マイクを持ってから自然と出てくる事を言う感じ。
私のあいさつの後、早速本題へ。
去年、制度が大きく変わり、ますます難解を極める大阪の高校入試。
今回の進路学習会では、制度が変わって最初の2011年春の入試でどういうことが起きたのか、塾では決して教えないことを話して頂いた。
特徴的なのは、文理学科が新設され受験生がそこへ集中し、この学科だけで3000人以上の不合格者が出たこと。
文理学科を受験した受験生に、企業塾がデータ取りのために利用された子どもがいるとかいないとか。
(ネットではボカした言い方しかできない・・・)
大阪では、去年から私学でも授業料が実質無料になりました。
ここでよく勘違いされるのが、公立と同じように私学でも授業料のお金は用意しなくてもいいと思われてること。
私学では入学金や授業料も含め、一旦まとまったお金を支払わなくてはなりません。
そして、10月1日付けで在籍していることが確認されると、そこではじめて授業料に相当する分の還付が受けられる仕組み。
なので、”実質”無料という表現なんですな。
先生も言うてました。
一旦、お金は用意してくださいよ!
昨春の大阪では、2月初旬に私学の一次試験があり、その後1.5次試験、次いで公立高校の前期試験がありました。
さらに、公立の後期試験のあと私学の2次試験が行なわれましたが、今年は1.5次試験はしない学校が増えるそうです。
その理由も話してましたが、ここでは自粛。
高校選択のポイントも教えていただき、かなり有意義な会になったと思います。