東京→大阪 北陸新幹線の旅 ~その1~ 東京から北陸新幹線のグランクラスで福井へ
大阪からサンダーバードと北陸新幹線を乗り継いで東京へやって来ましたが、大阪への帰路も北陸新幹線で。
東京10:22発、かがやき509号 敦賀行き。
行きは、グランクラスにアテンダントがいない「はくたか」しか走ってない時間だったのでグリーン車にしましたが、「かがやき」ならアテンダントのサービスが受けられるので、ちょっと奮発してグランクラスにする。
えきねっとの新幹線eチケットで買うと、紙の切符より200円だけ安くなる。
10:11、20番線に長野からのあさま610号が到着。
世界でAmazing!と称賛されている激速車内清掃が終わると、グランクラスに乗車。
2+1列の革張りのシートで、グリーン車よりも上の最上級クラスに相応しい。
トヨタ紡織製のシートは、リクライニングしても後席に倒れないバックシェル型。
フットレストはありませんが(そもそも前席が離れてるのでほとんどの人は足が届かない)、アメニティにスリッパがあり、前席下に靴を置く場所も。
もちろんリクライニングとレッグレストは電動で、アテンダントの呼び出しボタンも。
10:22、東京駅を発車するとすぐにアテンダントが前に立ち、地声での挨拶と案内が始まって・・・
中身は、分厚めのおしぼり、ウエルカムドリンク的な?ミネラルウォーター、おつまみのサラミとサービスメニュー表。
飲み放題のドリンクメニューや軽食などのメニューが書いてある。
ソフトドリンクだけでなく、お酒も飲み放題なのがすごい。
弁当ではなくリフレッシュメント(いわゆる軽食)には洋食と・・・
和食があり、上野駅発車後、機内食のように前列から順番にリクエストを聞かれる。
私は和食のリフレッシュメントと、ノンアルコールスパークリングワインをオーダー。
スパークリングワインは、ベルギー産のDuc de Montagne(デュク・ドゥ・モンターニュ)。
白ワインを低温蒸留してアルコール分を除いたスパークリングワインは、ワインのような深みのある味わいで、すんごくおいしい!
和食のリフレッシュメントは、東北や北陸の食材を使っているという。
左のじゃがまめたるとは、タルトの甘味の後でマッシュポテトのコクのある味と香りがいい。
左から2つ目の箱には、鶏白髪、べっこう若布、あさりしぐれ、菜の花お浸し。
生姜が効いた味わいと、菜の花の食感がおいしい。
左の箱は、青森県産煮ホタテ、印元、キウイ酪寄せ。
右の箱は菜の花信田巻、筍うま煮。
筍は信田巻の下に入ってる。
全体的に濃いめの味わいで、お酒のアテとしてちょうどいい。
食後、ホットコーヒーをお願いしたところ、「ご一緒にパウンドケーキはいかがですか?」とすすめていただく。
蔵王クリームチーズとレモンのパウンドケーキ。
レモンの風味が爽やかなパウンドケーキですが、ややほろほろのケーキなのでこぼしやすい。
大宮駅で全18席のグランクラスは満席になり、11:41、大宮を出て最初の停車駅、長野駅に到着。
上り線ホームに、あさま616号東京行きになるF26編成が止まってた。
グランクラスの窓の周囲にはパネルが付いていて間接照明になってますが、なんだか車窓を収めるフレームのようで。
12:29に富山駅に着くとグランクラスから1人下車、12:49に金沢駅に着くと8人下車。
駅に着く前に、アテンダントが下車客の席まで行って「ご乗車ありがとうございました」と挨拶してます。
ここで私は、福井で降りる前にトイレに行っておくことに。
グリーン車の11号車からグランクラスの12号車へ入ると、最初の扉の向こうはデッキで、デッキから緩やかに曲がっている通路の先にもう一つドアがあり、客室までの道のりが隔離されているかのように遠い。
芦原温泉駅では下車客はなく、13:22、東京からちょうど3時間で福井駅に到着すると2人下車。
福井駅に到着前、私のところにもアテンダントが来て挨拶をしていただく。
福井駅は県庁所在地の駅ですが、待避線のない1面2線の島式ホームのみ。
乗って来た列車を見送ります。
発車案内を見ると、サンダーバードに接続しているつるぎが多め。
まるで名古屋駅みたいな。
さらにハピラインふくいへの乗り換え改札があります。
新幹線側の「一乗谷口」はリニューアルし、JR西日本福井駅の表示。
福井県は恐竜推しなので、駅前には恐竜のオブジェもたくさんあり・・・
さて今回、北陸新幹線を敦賀ではなく福井で降りたのは、新幹線延伸で関西~北陸間の移動は敦賀で乗り換え必須となってしまい、関西では「福井なら少々時間が掛かっても出費が増える新幹線じゃなくても良くね?」という考えも多いので、それを実際に確かめてみようと思った次第。
と、その前に、ハピラインふくいで金沢方面へ行ってみます。