E4系Maxの引退前に惜別の乗り納め

 乗り物@新幹線JR東日本,上越新幹線,乗り鉄,東北紀行202109

上越新幹線を走るオール2階建新幹線、E4系Maxが10/1に定期運行を終了するので、惜別の乗り納めをすることに。

いきなりですが、新潟県の燕三条から長岡までの1駅だけ。


まだ15分ほどありますが、ホームへ上がり待つことに。

ホームの乗車位置表示がありますが、種類が多すぎてようわからん!

20:33発、Maxとき348号。

Maxとき348号は、高崎で前方にMaxたにがわ348号を増結するので、新潟~高崎間は9号車が先頭。

発車案内をずっと見てたら、 ありがとうMaxとき!20年間ありがとう!燕三条駅社員一同 という電報みたいなメッセージが流れていたのにビックリ!

このMaxときの表示も、もう見られなくなる。

定刻にやって来たE4系Max。

背が高い分、先頭車も迫力がある。

関東圏の新幹線通勤需要が増えたのに合わせ登場した新幹線ですが、16両編成で1600人以上を一度に運べる高速列車は世界一。

E4系 P52編成。

乗降口は少し広め。

座席番号案内を見ても、理解できない人もいるんじゃないかと?

デッキから2階席と1階席へ行く階段。

正面の青い扉の中には、車内販売のカートを上げ下げするエレベーターがあります。

階段を上がり2階席へ。

大量輸送するために、2階の自由席は3列+3列の6人掛け。

通路側以外の肘掛けをなくし、3人掛けを一体化した座席。

リクライニングしない代わりに、背もたれが少し倒れたような角度で固定されており、後席の人とリクライニングがらみでトラブルは起こらない。

自由席ですが座席位置表示はあり、F列まである新幹線は今やE4系だけ。

背面テーブルは装備されてます。

シートポケットには車内のご案内が入ってる。

2階デッキから1階席へ下る階段をのぞくと、結構高さがあっておどろく。

階段を下り1階席へ。

1階席は3列+2列の5人掛け。

座席間に肘掛けもちゃんとある。

デッキ後方には通常の高さの平屋席もありますが、混んでたので中には入らず。

燕三条を発ち10分で長岡へ。

あっという間の乗り納めでした。

今やフルカラーがあたりまえですが、3色LEDの表示に時代を感じる。

壁のような車体には、ラストランに向けて「Thank you Max!」のメッセージ。

別バージョンも。

ホームから見ても、まさに壁。

発車するのを見送ります。

オール2階建の大きくて重たい車体は最高時速240キロまでしか出せず、最近のスピードアップ化の中、鈍足ぶりが邪魔者扱いに。

本来は2020年に引退してE7系に置き換えられる予定でしたが、2019年の台風19号で北陸新幹線のE7系の半分が水没して廃車になってしまったので、E4系が延命されました。

ホームを下りて改札へ向かう途中、E4系のポスターが。

これもいつまで出てるんでしょうね。

特徴のある名車がまたひとつ引退するのは、やっぱり寂しいもんです。