廃止が発表された連続乗車券で品川へ

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先日、JRグループから2026年3月をもって往復乗車券と連続乗車券の発売を終了すると発表がありました。

私自身もJRの予約はネットがメインになり往復乗車券や連続乗車券は使わなくなりましたが、制度自体なくなってしまうのは少々寂しさも。

そこで、今回の東京出張では、久しぶりに連続乗車券を買ってみた。

連続乗車券は、片道でも往復でも発売できない区間を利用する場合に発売される乗車券。

今回の行程は、新大阪から新幹線で熱海まで行き、熱海から在来線で品川へ。品川から新幹線で新大阪まで行き、新大阪から在来線で尼崎まで。

このルートでは一筆書きは成立しないので片道ではないし、往路の発駅と復路の着駅が異なるため往復でもないので、2つの片道を合体させた連続乗車券が発売されます。

連続乗車券を買うために、申込書に記入してみどりの窓口に並ぶ。

申込書には、新大阪→小田原(経由:新大阪・新幹線・熱海・東海道・品川・小田原)を「連続1」、小田原→尼崎(経由:新幹線・新大阪・東海道)を「連続2」にするつもりでしたが、端末をたたいてもらったところ、品川で切らなければ成立しないと言われる。

仕方がないので品川で切って連続乗車券を発券してもらいましたが、買った後で「小田原ではなく新横浜で切れば連続1で新横浜まで行けたかも?」と気づく。

新幹線は基本的に在来線と同じ線として扱われますが、品川~小田原の区間内の各駅(両端の駅を除く)を発駅もしくは着駅または接続駅とする場合は別の線として扱う特例があります

ここでよく読まなければならないのは、区間内の両端の駅は除かれるので、小田原→東海道→品川→新幹線→小田原のルートを取ってしまうと小田原が両端の駅になってしまうため別線扱いにはならないようで、区間内の新横浜なら連続1で成立したのではないかと。

次の機会に試してみよう。

連続乗車券は2つの片道を合わせた乗車券なので片道を2枚買うのと同じなんですが、連続乗車券のメリットは有効期間が2片道分合算されるので、片道2枚よりも有効期間を長くできる、ということぐらいですかね。

という訳で、紙の乗車券を買ったので、新幹線特急券もeチケットで予約して切符を発券。

新大阪→熱海までの新幹線特急券・グリーン券が1枚、新大阪→名古屋の指定券と、名古屋→熱海の指定券が別々に発券され、乗車券と合わせて4枚に。

改札機には、乗車券と新幹線特急券・グリーン券の2枚を入れたら通れました。

まずは新大阪10:45発、のぞみ12号で名古屋へ。

普段はできるだけ新大阪始発ののぞみに乗りますが、今回はスケジュールの都合で博多発ののぞみに。

N700A、F24編成。

名古屋で11:38発、こだま718号に乗り換え。

対面ホームで乗り換えができるのが便利。

N700A、X67編成。

N700系としてデビューした旧Z編成のロゴは、文字の中にN700系の車両が描かれていてとても手が込んだデザインなのがいい!

普通車指定席は割と混んでましたが、グリーン車はガラガラ。

背面ポケットにモバイルオーダーサービスのQRコードがありましたが・・・

こだま号では、モバイルオーダーサービスはやってません。

浜名湖を通過中、湖面から大阪市章の「みおつくし」みたいなものが立ってたんですが、これは浅瀬を示す標識「澪標」として現役で使われているらしい。

天気は良かったんですが、富士山付近は雲が出ていて富士山は見えず。

雲がなければ新富士駅のホームから富士山が見えるんですがね。

13:31、熱海駅に到着。

乗ってきたこだま718号をお見送り。

ホームの発車案内標がLEDからLCDに変わったみたい。

文字が大きくなって見やすい。

熱海駅で在来線に乗り換え。

13:48発、上野東京ライン高崎行きに。

始発ということもあり、グリーン車はガラガラ。

東海道線を東進すると平塚までは空いてたけど、平塚から急に乗客が増えました。

途中下車しながら品川を目指します。