トヨタ博物館へ行ってみたけど・・・
三河湾のおいしい刺身定食を食べた後、そのまま帰るのも芸がない、と言うか、晩ごはんも食べて帰るつもりだったので、時間潰しにトヨタ博物館へ行ってみることに。
P2駐車場に車を止め一番近い文化館へ入ると、デロリアンが展示してある。
お~ だいぶ前にUSJで見て以来じゃないか!
と思いながら、ステンレス独特の光沢が美しいボディーを眺める。
1905年製、スイフト9HPが特別展示されていた。
世界で初めてガソリン自動車が発明されてから、約20年後にはクラシックカーらしい自動車が作られてたんですね。
水冷直列3気筒、1356ccエンジンは9馬力を発生したので車名の9HPなんでしょうか。
今だと125ccのスクーターでも12馬力ぐらい?
乗車もOKだったので、ソファーのようなふっかふかのシートに座り、前を見るとこんな感じ。
車両間隔はつかみやすい。
ステアリングホイールは木製で、4分割された木を組み合わせて円状に。
ステアリングの中央には「GAZ」「AIR]と書かれたツマミがありますが、もしかして空燃比を手動で調節してたんでしょうか?
メーター類はアナログ時計と、プレッシャーゲージ。
何の圧力を表示してるのかはわかりませんが、アナログ時計が装備されてるのは今も昔も高級車の証?
化学の実験器具のようなガラス管が3つ並んでおり、3気筒エンジンなので燃料系の装置でしょうか?
まあ、現在人には動かせない自動車かも。
うちのパオと同じようなザク色のポルシェ。
ポルシェは、いつの時代でもひと目でポルシェとわかるデザインが素晴らしい。
1954年製、ポルシェ356 1500スーパー。
この頃には1500ccエンジンから70馬力が得られていたようで。
文化館の無料エリアに展示されている車を見ていて、ふと悟った。
ここは平日に一人で来なあかん!
ちゃんと見て回ろうとしたら軽く2~3時間は掛かりそうな気配がしたけど、私がしっかり見学しまうと一緒に来た嫁さんはたぶん退屈するだろうし、今回は有料エリアには行かずここで帰ることに。
改めて出直すことにします。