日本一早く終電が出る駅 日豊本線『重岡駅』@大分

 乗り物@鉄道(JR), おでかけ@九州JR九州,宮崎鹿児島_20230816,大分県

大分県と宮崎県との県境に近い 日豊本線の『重岡駅』

ここ重岡駅は2023年8月現在、日本で一番早く終電が出発する駅。

飲んで帰ろうとしたらギリ終電に間に合った!

ってことは一度や二度ではないワタクシ、以前は終電を気にしながら飲むこともあったけど、今はアルコールはほとんど飲まなくなる。。。

コロナ禍以降、終電の発車時刻が繰り上げになったところもありますが、重岡駅から延岡方面への始発は朝6:47で、次の列車は・・・

ない!(;゜0゜)

重岡駅から延岡方面へ発車する列車は1日1本、つまり始発=終電で、これに乗り遅れたら1日待たなねばなりません。

大分方面の列車は3本あり最終は20:43発ですが、朝6:47の次は18:21と約11時間半後。

この区間は、18キッパーには難所として知られています。

実は今回、重岡駅から日本一早い終電に乗るつもりですが、その前に車で下見にやって来た。

小さいながらも立派な駅舎。

駅の目の前には国道10号線が通ってますが、東九州道開通後はめっきり交通量が減ってしまい、空き家も目立つように。

駅舎の前には小さいながらもロータリーがあり、車を止められそうな場所もある。

離れのようにトイレがあり、中は蜘蛛の巣もなくきれいだった。

佐伯市コミュニティバスのバス停もあり・・・

平日限定・要予約にはなるけど、佐伯駅からバスで来ることもできる。

駅舎中央がホームへの通路になっており、両サイドにはベンチも。

ドアはないので風雨に晒されますが、こちらも蜘蛛の巣もなくきれいに管理されてるようで。

ホームに入るには入場券が必要ですが、無人駅だと入場券が買えないのでどうすればいいか?

ネットを見てると、実際にJR各社に問い合わせた人がいて、JR東日本は乗降目的以外の無人駅の立ち入り自体認めておらず、JR四国とJR九州は駅の運賃箱に入場券代を現金で投入し、他のJR各社は無料で入ってOKらしい。

という訳で、使用済みの切符を入れる運賃箱に入場券代170円を投入。

ひと気のない無人駅で現金を入れる箱を置くとは、外国人トラベラーからAmazing!と言われる訳だ。

ホームは2面3線で列車交換可能。

駅名標自体は文字が消えていなくて割ときれい。

ホームには名所案内もありましたが、名所までの距離がエグい!

ホームの一部は電車用に嵩上げされており・・・

ホームの嵩上げされてない部分は未舗装。

使われているかどうかわかりませんが、引き込み線もありました。

跨線橋を渡って向かいのホームへ。

上から佐伯方面を見ると、民家が何軒かある。

延岡方面は、森。

島式ホームの2番線、3番線へ。

こちらのホームも嵩上げされ舗装されていて・・・

ベンチもあります。

あれ?なんか落ちてる!

どうも有志の方が、昔の重岡駅などの写真を置いてくれてるみたい。

アルバムには「重岡駅開業100年」の表紙が付いてました。

窓枠のフックに掛けておきます。

1番線と3番線には、佐伯方面から来た列車の2両用と4両用の停止位置目標がある。

3番線はPC枕木とバラストが新しい。

2番線、3番線には6両用の停止位置目標があり、36ぷらす3用ですかね。

3番線の枕木が替わっていない部分は、雑草ぼうぼうでレールが埋まりかけ。

ふと下り線の信号を見ると、青になってるじゃないか!

もしや!

と思ったら、宮崎空港行き787系にちりんが通過。

再び跨線橋を渡って駅を出ます。

とりあえずこれで重岡駅の様子がわかったので、翌日、ここから始発列車、いや、日本一早い最終列車に乗るための参考にします。